多趣味・マツキヨの落書き帳

2013年(平成25年/皇紀2673年)1月、タイトル含めて大幅刷新いたしました。 現在、ダイエー店舗訪問記録/映画鑑賞記/即席麺試食記/ラーメン店訪問記がメイン記事となっております。画像/引用/リンク等は、ご随意に。

2019.9.15 参加不可避 「天気の子」応援上映鑑賞記

個人的には15回目。単独鑑賞回数・2位作品となった「天気の子」。
もちろん連続鑑賞記録も継続できるわけであり、ましてや発声可能、応援上映となるとガチ勢が集合し、その一種顔見せ的なイベントが催されるのでは、とは考えていた。

だが、当方は少しだけ逡巡する。昼イベントに参加後の懇親会と天秤にかけなくてはいけなかったからだ。本来ならばあとから降ってわいた応援上映。とはいえ、「大事なものの順番を、入れ替えられなくなるんだよな」(須賀談 p.186)ではいけない。キャンセル自体はそう難しい話ではなかったが、自分から行くと言い出している手前、バツが悪いのも仕方なかった。

昼イベントは、奇跡的にオンタイムで終了。普通、時間が押して、伸びることが多いはずなのだが(スピーチとかが大半を占めたので、絶対終わるわきゃないと思ってた)、そのタイムスケジュールは、大いに見習うべきところだろう。
電車に揺られること小一時間。久しぶりの大阪駅に降り立つ。そこから現場であるTOHO梅田までは徒歩5分程度。その前に、少しだけ腹ごしらえ。駅そばで小腹を満たす。
既に広島の有名フォロワー氏はスタンバイをしていた。筋肉ムキムキなうえに陽菜パーカー。この恐るべきミスマッチに笑いを禁じえない。だが、本当の衝撃はここからだった。
実は劇場に上がるエレベーターに乗り込む際、混雑を避けて先に行かせた籠の中に「なんか、妙に既視感のある」人物が載っているのをちらっと見てしまったのだ。
「ま、まさか」
自分が次の籠に乗り込み、遅れて劇場に入ると、その疑念はすべて明らかになった。
ライトながら、その再現率が半端ないコスプレ集団だった。そして私の既視感があるといっていたのはRADWIMPSの主柱・野田洋次郎その人だった。しかも、かなり寄せている陽菜(もちろんパーカー着用)、帆高似の青年もいる。さすがに凪/てるてるはいなかったが、なかなかの再現力だった。劇場のロビーがちょっとした撮影会場と化す。
実はほかの会場では、コスプレまでして見に来ている、という報告はほぼ聞かれていない。つまり、梅田だけは、間違っている人も含めてw形から入っていく人もいたということだろう。

2番にはいる。480席。最終入れ込みは3割強という「せめて200は来いよ」状態。だが人がいないということは、声が通る。自身の着席するC列から後ろを見渡し、ステージと化す箱をぐるりと見渡し、感触を確かめる。
ちなみに前方列は集団を形成せず、A/C/D/Eくらいまではきれいにど真ん中の16が埋まっていた。「ははーん、演じる部隊はこのあたりに陣取るのか」。ワイワイ見る層は後ろにスタンバっている感じだったが、位置的にはこんなところだっただろう。

さて本編に入る……前の映画泥棒から、手拍子が入る。これがいわゆるエンジンあたための効果を醸し出す。そして「天気の子 応援上映」の留め画が挿入され、館内が拍手喝采に彩られる。東宝のロゴ、STORYロゴもすんなり。CWFあたりは静かに流れたが、陽菜初登場で拍手。オープニングロゴでもかなりの拍手。
そこからしばらくは帆高の初登場シーンや須賀の登場で拍手も起こる。
「バーニラバニラ」は意外にも歌う人少なめでびっくり。「どん兵衛のキツネ食べてても」は実質私だけじゃなかったかな?「おお、歌あるやん」となって慌てて歌い出したのだが、新宿あたりは網羅していたんだろうな。
アメ登場はマジでかわいい。もちろん私も声に出す。「ニャー」www
マクドシーンは、かなり盛り上がった。制服姿の陽菜ちゃんも何気にカワイイ。
凪/アヤネ・カナシーンは「カワイイ―」や「センパーイ」が入り乱れる。もちろん夏美・帆高の初絡みも爆笑に包まれる。
占い師場面では演じる声優に対する掛け声が飛ぶのだが、まあ、本編とはかかわりないのでどうなのか、と。それでもここを越えると最初の歌唱シーンだ。
「風がぼくらの前で急に舵を切ったの感じた午後」〜〜〜。「風たちの声」の最重要課題は、どんどん音程が上がって行くところ。しかも最後の小節はかなりまくしたてた歌詞になっている。ここはかなり苦心したが、館内は、前半は歌えても、後半になるにしたがって声が小さくなる中、当方は張った声量を落とさず歌いきる。

そして、突っ込みいれ放題の帆高の工作物一覧。傘にてるてる。誰かも書いていたが、あれだけ完全な球体を作り、しかもかなりの強度を持たせてあるとは。帆高、なかなかのものだ。
お台場の晴れのシーンは、晴れていくにしたがって場内が歓喜の拍手に包まれる。そして当方も「やったー」を発声させてもらいつつ、「祝祭」の準備に入る。
とはいえ、ここはセリフも絡み、実際には突っ込みを入れたいところでもあったのだが、当方は歌唱に専念。これはほぼ手の内に入っていることもあり、難なく超える。ここから「愛にできることはまだあるかい」まで歌はないのがなんともはや……

不思議と今まで泣ける場所であったはずの神宮外苑花火大会とかで感情の発露がない。それは、多分内にこもらず、外に発散しているから、そうなるのではないかな、と思ったりしている。「しなくもなくもなくもなくも」はほぼ全員がつぶやいていた。
気象神社での神主の言葉を諳んじてみたりするなどして遊び、クライマックスに向けて準備する。

「あの人のところに……行かせてくれよ!」
銃声が響く。洋次郎の息遣いを感じて当方も歌い出す。セリフがかぶってくるが、お構いなしにボルテージを上げていく。
「愛―にできるこーとはまーだあーるかーーーい」
最後の帆高の「どうか!!」と同時くらいに歌唱を止める。音を伸ばせるのが当方の持ち味なのだが、これができてかなり気持ちがよくなっている。
さあ、もう皆さんも温まっている。「グランドエスケープ」はこの作品の中でも歌いやすい名曲である。もちろん「夢にぼくらで帆を張って」からは、手拍子も入って館内は大きく盛り上がる。
そして曲タイトル上は、「ふたたびの、雨」(サウンドトラック29曲目)も歌いきって、当方のクライマックスに突入する。
レインボーブリッジの水没に対する突っ込みをだれもしない中で(みんな達観しているんだろうけどね)、それでも帆高がK&Aプランニング を去り、日常が映し出される中で当方は座りなおしまさに襟を正す。

この一曲のためにここに居る。これを歌いきることができて私は僥倖に浸れる。もうこんな機会は二度とないといってもいいだろう。それをものにできる。帆高と陽菜の再会を祝う意味からも、この曲で失敗は許されない。画面に集中する。今までなら、ピアノソロが入ってきた段階で感涙にむせんでいてもおかしくはない。少なくとももうスクリーンは正視できていない時間帯だ。それでも陽菜が祈る姿が入ってくる。
「せかいがー」
自分でも神がかったくらいのタイミングで歌い出しを決められた。もちろん声を張れる一オクターブ高めで決める。あとは上ずらないようにテンポを押さえながら歌唱する。
「くずーれそうなのは―きみーなのにーーー」
ここで危うく落涙しそうになるが画面上の彼らに負けまいとする当方。もちろん第2パートも難なくこなす。場内でも歌っている人はいただろうが、当方の声量が段違いで誰の歌声も聞こえない。声帯だけで歌うと当然のどがやられてしまうのだが、当方は腹式呼吸。だから伸ばせるところもきっちり伸ばせるのだ。
いよいよラスト。
「大丈夫になりたい 大丈夫になりたい 君を大丈夫にしたいんじゃない 君にとっての大丈夫に―」
ここは確かにしんどかった。少し上がるところはさすがにかすれ気味になったがそれでもパワーで押し切る。
「なーりたーい」
ラストは、自分で納得のいくまで伸ばし倒し、大きく深呼吸する。
歌いきった。私は絶対「大丈夫」は涙まみれになるだろうと思っていた。感情の発露なしで歌いきるなどできるわけない、と思っていたからだ。だが、やはり決意が上回ったのだろう。歌いきり、後奏が流れる中で少しだけ当方はぐずった。だが、これで終わりではない。最後の「愛にできることはまだあるかい」を歌わねばならないからだ。

そして私は少しだけ油断していた。
「何もない僕たちになぜ夢を見させたか」からの一連の歌詞のあたり。ここで少しだけ涙声になってしまう。ここだけはちょっとだけやらかしてしまった部分だった。
「愛にできることはまだあるよ 僕に出来ることはまだあるよ」
すべての歌唱を終える。場内は、拍手だけでなく「ありがとう」や「最高」といった掛け声がいつまでたっても鳴りやまない。もちろん拍手は30秒くらい続いていたと思っている。

こんな作品、そうそうないのではないだろうか?退出前に第二弾パンフレットも購入。フォロワー氏との歓談を終えて帰路についた。



2019.9.13 純粋にボロ泣きしたかった ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝 2回目鑑賞記

一回目の鑑賞を公開初日に終えた私。だが、私を虜にして離さない感情が勃興する。
それは何もかも、この楽曲のせいである。


事実一回目の鑑賞時にこう書いている。
終わった……だが、本当の感動はここからだった。
エンディングのタイトルが「エイミー」だったのだ。こんな仕掛けをしてあるとは!!そこまでほとんど感情の発露がなかったのにタイトルが出た瞬間、どうしようもなくなってしまった。
また歌詞が恐ろしくいい。早くも当方の十八番曲にするべく音源を買い求める所存である。



この言葉通り、購入に至り、車内で聞くのだが……
「大丈夫」もたいがい涙腺緩めず聞く(歌う)のは困難だが、「エイミー」はその時々で歌詞と映像がシンクロして、急に嗚咽を禁じえなくなったりと、確実に私の精神に憑りついてしまった。
「初見で起こらない感情が起きるのではないか」
それが、2週目の初日に当方を劇場に向かわせる原動力になった。
OSシネマズ神戸ハーバーランドの1番といえば、スクリーンも大きく、見ごたえある箱だ。あえてC列をゲットしたが、7割強は埋まっている。同姓ペアがかなりの比率を占め、3連休前ということもあってか、20代前半の男性グループも見受けられた。平均は30代前半にまで改善、男女比は若干男性優位とはいえ、女子の来訪も無視できない。

「エイミー」の歌詞をほぼほぼ理解している当方からすると、時々にそういった言葉が出てくるから始末が悪い。それでなくても、「私の名前を呼んで」という手紙の持つ破壊力は、52歳になったばかりの男性を感動と嗚咽のるつぼに叩き込む。
ただ私はうかつだった。ヴァイオレットが寄宿学校を去る前、「エイミー様」といっていたのだ!!
あまりのことに息を飲み、泣くことすらできないでいた。彼女はすべてを飲み込み、受け入れ、「エイミー」としてこれから接していこうという決意にも受け取れる。
テイラー編となる後半は、想いが伝わるかどうかに焦点が当たったわけだが「渡されない手紙なんてないからな」という殺し文句と、「私はあなたの妹です」というこれ以上ないストレートな発言で完全に打ちのめされる。テイラーではないが、滂沱の涙を流したままである。

そしてエンディング。
ここまでかけばもうお分かりだろう。
涙腺大崩壊をこのエンディングがかかっている間中、引き起こしてしまう。曲自体は5分弱。この間ずぅっと泣きっぱなしである。「大丈夫」は、体力を使うのだが、この曲は精神的に持っていかれる。
館内が明るくなっても、態勢が整わない。でもこんな、感動作がわずか3週間しかかからないなんて、もったいないにもほどがある。
長編の方を待つ準備はできているのだから、露払い的に再上映してもらいたいものである。

2019.9.8 14回目は最前列 「天気の子」鑑賞記

普通の日曜日の昼中回。先週は座席争奪戦が繰り広げられ、満席を連発した「天気の子」であっても、なかなか満タンには「期待だけ」にとどまらざるを得ないのか?

それでも、当方は、購入直前の埋まり具合に狂喜する。着席率95%、といっていいくらい空席が些少だったのだ。変な場所に座席をとるくらいなら、最前列(A列はいつでも予約できないフロート席)のBを選んでやれ、と思って、実行に移す。

ぶっちゃけ、もう「語らないといけない」箇所なんかない、と思っていたのだが、思った以上にまだまだ出てくる。ビフォーアフターの代々木会館については、小ネタ以上だと思っているので、追記する予定にしている。尚、警察車両のナンバーダブり問題は小ネタレベル、エレベーターのPH灯が消えていない問題とか、東京競馬場での夏競馬とか、ハイエースなのに5ナンバーであるとか、言いたいところはいっぱいあったりする。

それでも、ラブホのシークエンスで隣りのカップルがぐずりだしてしまうのに当方も反応。右隣の女性ペアもそこそこにぐずらせていた。
だが、その彼らを多分ドン引きさせていたであろう、「大丈夫」シークエンス。いやあ、本当にこの曲とあの映像。私のHPをゴリゴリ削ってくれる。もちろん、顔じゅう涙まみれである。

だから「愛にできることはまだあるかい」がかかっていても、「何もない僕たちに~」のところが神がかりすぎてここでまた涙腺が励起されるという末期症状w こうなると、座席から腰を浮かせるまでに相応の時間を要してしまう。

14回。世間では「アホちゃうか」といわれるレベルの鑑賞回数である。だが、その「アホ」といわれる回数みた映画がすでに4作目になったという現実。そして、それは数年前の私なら到底考えもつかない事実でもある。
日曜の度に入れ込みは追いかけたいし、当方も積みを止めるつもりはない。そして、興行主からしてみれば、まだ満席に近い稼働ができる作品を厚遇しないわけにはいかないはずだ。
この好循環があり続ける限り、「天気の子」の鑑賞環境はまだまだ「大丈夫だ」といえるのではないだろうか?

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