多趣味・マツキヨの落書き帳

2013年(平成25年/皇紀2673年)1月、タイトル含めて大幅刷新いたしました。 現在、ダイエー店舗訪問記録/映画鑑賞記/即席麺試食記/ラーメン店訪問記がメイン記事となっております。画像/引用/リンク等は、ご随意に。

2024.2.2 「大室家 dear sisters」鑑賞記

Wikiで調べてみるまで、この作品が、「ゆるゆり」のスピンオフ的な立ち位置であることは知らなかった。
大室櫻子が、「ゆるゆり」では大きく出ていたわけだが、彼女を含む、大室家の三姉妹をメインに立てて、ストーリーを作っていくスタイルになっていて、スピンオフとは言いながら、既刊6巻もある、しっかりとした原作ありの作品の劇場版だった。

ただ、日常系の作品は、それなりの字数でレビューを書くのが難しい。本作も、実際そうだった。
一つ一つのエピソードがつながっているわけではなく、小中高でそれぞれの交友関係が描かれるが主軸は大室家の三姉妹。大きな事件も感情を鷲掴みにされる激しさも何も無い。だが、本作に求めているのはそういうことではないとも理解している。

時折見せる人物描き分けの不明瞭さや、明らかな動画ミスが悪目立ちしてしまい、そもそもの基礎点も高くなかったこともあり、ファーストインプレッションでは85点どまりとなった。
まあそれでも、可愛いからいいか、になる全体像に、ほっこりニッコリさせられた。なにも考えず、何も思わずに観る映画もたまにはいいかもしれない。

2024.2.1 「哀れなるものたち」鑑賞記

予告の段階では、コメディータッチに描かれているところとか、音楽が拍子の抜けた感じのものになっていることもあり、マッドサイエンティストによって創造された知能の低い女性を演じるエマ・ストーンという「それ、誰が見ていいと思えますか?」というたぐいの作品だと誤認していた。

はっきりいうと、本作から美麗とか純愛と言った、本来なら映像化に適した要素はこれっぽっちも伺えない。描かれたのは、食べたものを吐く、普通に侮辱する、会話が成立しない、挙げ句売女同然に主人公が堕ちていく。
嫌悪感に満ちあふれても仕方ないはずだが、エマ・ストーン演じるベラにそこまで感じないのは、彼女が成長途上だから、という一種の免罪符があるからだ。それだけではなく、本当にヤッているのではないかと勘ぐってしまうくらいの、迫真な演技で見るものを夢中にさせてくれる。
正直言って、この作品に賛も否も述べるのは難しい。エマ・ストーンの体当たり演技は、それこそ快楽に堕ちていく獣のような、本能的に生きている姿をこれでもかと見せつけてくれている。89点をファーストにしたわけだが、レーティングが指し示すように、誰彼なしにおすすめはしづらい。一風変わった映像表現も見る人を選びそうだが、これもまた、映画。エマストーンの怪演は、一見の価値ありだ。

2024.1 PVまとめ 前年比で大幅減少をどう見るか

2024年も幕を開けた。その結果である。

2024.1  856PV (先月比 +124PV  前年比 -496PV  63.3%)

2023年の1月は、まだ、「すずめの戸締まり」の解析記事などがよく読まれており、それが大きく寄与している。2024年は、そこまで狂える作品が今のところ出てきておらず、当然解析等にも至らない。
だから、前月比で若干でもプラスがあるというのは、悪い傾向ではないと考えている。
一日に換算すると、約28PV程度。これを30なり、40程度にまで伸ばしていくことを目標にしていきたいものである。
月別アーカイブ
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ