多趣味・マツキヨの落書き帳

2013年(平成25年/皇紀2673年)1月、タイトル含めて大幅刷新いたしました。 いろいろと埋めてまいりますのでお楽しみに。

2017.8.13 よもやの8月に… 34縄目@塚口サンサン劇場

「君の名は。」の劇場封切日は2016年8月26日の金曜日。当方は、8−9月の異様な売れぶりを横目に見ながら、「フーン」クラスで眺めているだけだった。ところが、あっという間にヒット作の第一関門たる50億を突破。4週目で100億の大台に乗せてきていた。
『これはおかしい』。この急激な伸びにこの映画には何か秘密がある。10月1日、サービスデーなのをいいことに予約して鑑賞する。そこからここまでの駄々はまりがその時想起できたであろうか…

「世界のどこにいたって、俺が必ずもう一度逢いに行くって」
「いつか消えてなくなる 君のすべてをこの目に焼き付けておくことは もう権利なんかじゃない 義務だと思うんだ」

歌詞にも、セリフにも、ここまで登場人物の想いや気持ちを乗せてきた作品を私は知らない。
いや、それは私が知らないだけで、そういう映画は山ほどあるのだろう。だが、観客の心をわしづかみにし、取り付かせるまでにさせる作品。複数回なんて…と思っていた私がスクリーンに対峙すること、34回。

正直、自分でも、この異常事態は、説明のしようがない。だが、今回、改めて、劇場でその観客層を見てみると、恐らく「こんなところで、俺、何やってんだ」(瀧 談)状態の、明らかにリピーター然とした壮・中年男性だらけの内容に愕然とすると同時に、「だから250億なんだな」と感じ入る。

はっきり言って、日本のアニメーション映画は、新たなステージに突入したと断言していい。ジブリが先鞭をつけた、「大の大人を感動のるつぼに叩き落とす」ことを、30年あまりの時を経て、ジブリとは関係の薄い新海氏が成し遂げてしまったのだ。
34回目のスクリーンは、かようなわけで、恐ろしい観客データを目の当たりにして、驚愕しか感情が湧き起こらない。劇場の特性を熟知しているのか、通路側から埋まっていく(音圧の調整点を通路に設定しているから)異様な光景。それでもつかず離れずの位置をゲット。間を開けていたはずなのにそこが埋まってくるという状態(ちなみに左隣は、中年女性でした)。残念ながら、スクリーン後方の出入り口しかなく、完全にカウントすることはかなわなかったが、振り返ると、後方座席も半数は埋まっている。ざっとの計測で60人強/155席。

音に自信のある劇場という触れ込みだったが、その言葉に偽りはなかった。クリアネス、というよりは、すべての音の帯域が増幅されたかのよう。特に「ギーン」はかなり腹に応えた。風鈴の音、集団のカラス、BGMもピアノが際立って聞こえるもんだから、スパークル出だしで完全に涙腺崩壊。今日はカタワレ時までは一切感情の発露はなかったのに堰を切ってしまってからがとめどない感動で押し流されていく。

「登場人物が歌わないミュージカル」。3回目か4回目か。この作品をこう評した。RADWIMPSの楽曲が、彼ら登場人物が歌うよりもより感動を巻き起こす。そうしたアニメーション映画を当方は見たことがなかった。そしてエンディング。彼らの未来が想起できる歌詞にしたのみならず、「夢灯籠」の返歌のごとく作詞する。この手法に完全にしてやられた。100分強の伏線! 企画段階からのめり込んでいたからこそ(もっと言えば、製作委員会にも名を連ねているから)、できる芸当ともいえる。

「なんでもないや」が流れるが…ここでもついつい感情がこみ上げる。ただ単に「泣きに行く」「感動しに行く」だけだとしても、ここまでのことはなかなかない。スクリーンで見られなくなる寂寥感。ディスプレイで見られるからこそ、その思いはむしろ増幅されていく。

改めて、私はこう宣言する。
「私は、いや、日本国民は、とんでもない映画に巡り合ったのかもしれない」。

即席麺試食記(330) この価格なら 日清麺職人 仙台辛味噌ラーメン


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麺職人という、廉価版でありながら、麺質にはこだわって作っている一大ブランド。登場当初から麺質はどんどん改良され、醤油ラーメンの、極細ストレート麺には、感動すら覚える。

時々、地域限定的な特別な麺職人が出てくるわけだが、実は、一度食べてがっかりしたのは、「沖縄そば」バージョンだ(日清製品では珍しいC評価。でも、この記事を読んでいただけるとその理由はわかってもらえるはずだ)。そして、一番びっくりしたのが「台湾ラーメン」バージョンである。→試食記。

さてそんなハズレもあたりもどちらもありな麺職人地域バージョン。今回手に取ったのは、仙台辛味噌ラーメンである。
結論から言うと、「別に麺職人を謳わなくてもよかったんじゃね?」と言いたくなる内容だった。
麺は、ノンフライながら太手もみ風麺と記載。これが「しっくりこない」というよりは、「この系列も麺職人って言っていいの?」というレベルだったからだ。
もちろん麺がまずい、というわけではない。だが「まるで生めん」というのは明らかに過大評価と見て取れたからである。その代わり、味の調整の難しめの味噌味については、充分に及第点。もっとも『辛味噌』ということで、ラー油に逃げられてしまった感も無きにしも非ず。具材は、細切れ/量もこの価格だから仕方ないとはいえ、もうひと頑張り。

仙台味噌は有名であり、この製品に限って言えば、味噌全体の半分は仙台味噌のようだ。とはいえ、ブレンドしていると当然味わいというものもスポイルされる。だいたい、生活したことのない人にしてみれば、仙台味噌の特色や味わいなどわかるはずがない。
味に値打ちをつけるのはメーカーの勝手だが、ラー油も肩を並べてくる味噌味にそこまでアピールする必要があったのかどうか…少しだけ首をかしげる実食になった。

 購入店舗   アル・プラザ(平和堂) あまがさき店
 麺    8.5/10   スープ   8.0/10    具材  7.0/10    総合計 23.5/30
 価格補正  なし      合計   23.5/30     格付け   A(悪く見せないだけ。)

即席麺試食記(329) どこか違う 日清 ラ王復刻版焼きそば


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最初に出たラ王の、そのフォルムと中身には度肝を抜かれたのを記憶している。
コテコテの中華風の外装に、「ラーメンの王」で短縮しての「ラ王」を製品名にする、当時としては中高級価格帯に位置していたのも記憶に新しい。なんといっても。麺がLLCタイプの「実質生麺」。これでうまくないわけがなかったわけで、一時期、狂ったようにラ王ばかり食べていた時期もあった。
前園にヒデ…時代を感じてもらいましょw

生めんタイプをかなぐり捨てて、袋めんにチャレンジしたのもはるか昔。このときと同じくして、カップ麺も大幅リニューアル。8角形の独特のフォルムで棚の中でも埋没しない特異性を発揮。今でも一定の支持を受けている。
その当時のロゴや雰囲気で迫りくるのが今回食べた、「ラ王」の復刻版という位置づけの焼きそばである。

いわゆる「UFO麺」だったら金返せぇ、と言いたくなるところだったが、独自性も垣間見える麺質に納得&感動。だが、ソースを含めた味付けには落胆させられる。やや脂っこく、ソースらしさが垣間見えなかったのである。正直言って「ギリギリセーフ」の内容で、ちょっとがっかり。価格にも比例したうまさもなかったので今回は涙を呑んで価格補正もさせてもらった。

ラ王は、やっぱり、スープそばだからこそ生きるブランド。生めん時代とも違う復刻版と銘打ったにしても、ここまで味がずれていると、どうしても押したくはなくなる。
 
 購入店舗   ダイエー 神戸三宮店
 麺    8.5/10   ソース   7.0/10    具材  7.5/10    総合計 23.0/30
 価格補正  −0.5     合計   23.0/30     格付け   B+(ピンとこない)
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