多趣味・マツキヨの落書き帳

2013年(平成25年/皇紀2673年)1月、タイトル含めて大幅刷新いたしました。 いろいろと埋めてまいりますのでお楽しみに。

即席麺試食記(328) リニューアルの成果は? マルちゃん正麺カップ 芳醇コク醤油


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袋めんに一大センセーションを巻き起こし、見事、トップブランドに就任した趣のある「正麺」。
→塩味バージョンを上梓。「嘘だと思ったら食べてください」が効いている。

登場当初は、品切れの連続。この麺質に感化されて、他社も袋めんで対抗製品を打ち出したが、結局王者しか生き残っていない。

しかし・・・満を持して、というより、製品化が遅れに遅れたカップ麺の方は、というと、大ヒットするでなし、かといって外れるでもなし。棚は何とか保持しているわけだから、そこそこに売れてはいるのだろう。
でも、試食記200タイトル目に指名して食べては見たものの、ぼんやりとした印象しか残っていない。何しろ、麺のほぐれ具合が半端なく悪かったからだ。→当方の200タイトル目試食記はこちら。

その後何度かリニューアルしていることは知っていたのだが、やはりハズレを一度引いているものからすれば、「またやらかす」ことを半ば容認して籠の中に入れないといけない。もっとも、今回は、3点500円=税込540円/一個当たり180円でゲットできているので、価格補正も期待できる。

さて実食。
前回同様、100度近い沸騰したお湯で戻し開始。調理等に必要な時間を勘案して4分強でふたを開ける。果たして今回は…
うん。前回のごわごわとした印象はかなり軽減され、すっきり、とまでの劇的変化はなかったが、明らかにほぐれはよくなっている。これでかなり勝負あり、といった感。
麺自体も、「これなら正麺カップと謳えますわ」といえるほどの再現度で迫ってくる。歯ごたえ、質感。前作を大幅に上回り、高評価とできる。
スープは、ややくどいくらいの脂分がしつこさを出してしまい、ややマイナス要素。でも、全体像としてはそこまで減点するには至らず。
具材は、ねぎの大量ぶりと、重ね肉風のチャーシューはよく頑張った方。ノリの風味も侮れない。

だが・・・
同じような値段出すなら、私はヤマダイ製品(凄麺)にする。麺が一定の進化を遂げたのはわかっていたし、それも含めてここまでの出来・評価は当然。でも、麺が取り柄でほかがもう一つなら、他にも手を抜いていない、コスパ上等のヤマダイ製品に手が伸びてしまう。私が中高額系のカップに余り手出ししないのはそういう理由があるからである。
結論を言うと、「うまくなったな、正麺カップ」というレベルでしかなく、感動まで呼び起こすには至らない。

 購入店舗   イズミヤ 西宮ガーデンズ店
 麺    8.0/10   スープ   8.0/10    具材  7.5/10    総合計 23.5/30
 価格補正  +0.5     合計   24.0/30     格付け   A(ようやくここまで)

「君縄」ツアー時々店舗訪問(12) 最終目的地は「新海誠展」

都内二店舗をあっさり終わらせ、新宿から東京に向かう。
期間限定の駅ナカ「君縄」ショップの存在も知っていたのだが、オープンしているタイミングでの訪問はならず、外観を撮るにとどまる。
東京駅


せっかくなのでグリーン車での旅行としゃれ込みたかったが、pasmoがチャージ後不具合発生でやむなく断念。それでも、途中駅からは座れるタイミングもあり、まずは第一目的地、というか、この列車の終着駅でもある熱海を目ざす。
熱海からは2駅の三島に。三島といえば、私には意外と関わりの多い駅。ダイビングショップからのピックアップを受けるのがここだったりもするので、また、WILLERの静岡-大阪便の発終点でもあるので、勝手のわからない場所でもない。
しかも、北口と南口は駅ナカに自由通路がないので、間違えて南に降りてしまうとかなり遠回りにガードをくぐらないといけないのだが、北口に降り立てば、なんと線路沿いを道なりで歩くと大岡信ことば館に到着できてしまう。場所を確認したときに「ここだったのか?!」となったのは言うまでもない。

三島新海展01

三島新海展02

三島新海展03


館内撮影はご法度なので、一切の手荷物をフロントに預けて観覧する。
さて、観た結果はどうだったか…
 感動などという二文字では言い表せない。 
ひとつの作品を作る。我々は完成品しか目にしないし、途上がどうであるとかを知ることは出来ないわけだが、こうやってプロセスが明らかにされると、あの映像の裏側に、これほど血のにじむような葛藤とせめぎあいがあることを知らされる。我々が感動できる物語は、そんな簡単に生み出されるものではないことを知るだけで、一層新海氏の人となりに近づけたような気がする。
館内では、印象的に使われた楽曲がエンドレスで流されている。もちろん、君縄の4曲もそうである。もはや私の3大アニメ映画のベストシーンだと思える、あの「カタワレ時」の邂逅の場面。BGMもさることながら、泣きそうになるのを必死にこらえる。
背景芸術といえる氏の妥協を許さない美麗ぶりは、ほかの作品でも顕著に表現されている。特に「言の葉の庭」は、雨のシーンの、どきっとするような透明感が印象的だった。

作品がきれいなのは、新海氏の中では、デフォルトなのだと思う。今回の「君の名は。」で、作家性を極力前面に押し出さず、音楽と映像のシンクロ度を高めると、人は感動できるという成功の方程式を手に入れただけで、次回作にも期待が持てる。今回の君縄のヒットが氏に、会社に、いい影響をもたらすことを祈念せずにはいられない。

2017.8.1 実写版「心が叫びたがってるんだ。」鑑賞記

2017年は、本当にありとあらゆるジャンルの映画に触れている。
とはいうものの、シリーズものであるパイレーツオブカリビアンとか、名探偵コナンなどは今のところスルーしている(ピピアでやるコナンには少しだけ触手が動きかかっている)し、スイーツ映画も一切選択肢に上がってこない。アニメーションの実写化というくくりになる当作品も、事前にフジ系でアニメーション版を上映したりしていたわけだが、果たして、どう出るか、は疑問だった。

それにもまして、興収の爆死ぶりが報じられて、みようかどうしようか、逡巡する。
→週末興行では、公開初週の9位がベストの模様。これからの伸びは期待できそうもない
とはいえ、ハズレでも悔いはないサービスデーに見るのなら、この価格はあり。対抗には「リリカルなのは」を上げたが、実写であり、某氏も「おすすめ」にするくらいなので、ここは勇気を振り絞って、ミント神戸に向かう。

入れ込みは、20人強と言ったところ。女子ペア/20代後半がメイン層で、アニメから来たと思われる男子ペアも2組ほど。だが、私の同じ列に、私より一回り程度お年を召した男性ソロが座ってきたときにはさすがに度肝を抜かれた。映画ファンなのだろうが、作品を間違えたのか、と真剣に思ったくらいだ。

ストーリーや設定などは、原作をほぼ踏襲。秩父の街並みや、印象的な"聖地"といえる大慈寺もしっかりと本物が出ている。今回ヒロインである順と拓実が会話する場所や、行方不明になったヒロインを探そうとするシーンで登場する秩父橋は、アニメ版には出てきていない模様。お山の上のお城も、秩父市内ではなく、別の場所のラブホを利用したと思われる。

実は、実写版を見てアニメ版を見返したのだが…なんなんやさ、この再現度?!
いやあ、びっくりした。当初中島健人(ジャニタレ)ありきの企画かと思っていたのだが、彼がきっちり拓実を演じているのみならず、拓実に巧みに(ここ、笑うところですからwwww)なり切っている、とまで感じられるのだ。
もちろんほかの主要メンバーも驚くべき再現度で迫ってくる。順役の芳根京子嬢の演技は、鬼気迫る、といってもいいくらいの演技。ちょい悪テッシー・・・基、田崎もよくこの人を見つけてきたなと思えるくらいのキャラ立ち。
登場人物が妥協していない作劇に取り組んでいることがよくわかる。

大絶賛、のように聞こえるここまでだが、思いもかけない大仕掛けがあるわけでもなく、特に最後のミュージカルのシーンで、順が登場するシーンは、完全に「狙いすぎ」で当方はずっこける。それどころか、これってストーリーになかったはずの部分だよね? それをぶっつけ本番でできるはずがない。まあその後、感極まるシーン(親子ともども)で帳消しにはなるが。

この作品の大テーマは「みんな、思いをまともに伝えきれていない」ということにある。一時期恋人同士であった拓実と菜月、言葉を話せなくなってしまっている順、野球ができず悶々とする田崎。周りの人たちも、こう、心の中にもやもやを隠し持ったまま、お互いに気遣いながら毎日を過ごしている。
ミュージカルに挑戦するとき、主役に立候補する順。この選択はおそらくすべての登場人物の心を動かしたに違いない。付箋で想いを伝えあうクラスメートたち。少しずつ、わだかまりが、遠慮がなくなり、本音でぶつかり合う若者たちの群像劇がそこに生まれてくる。

アニメーションの方は、ファンタジーな側面も見せていたわけだが、玉子の妖精というキャラを封印して臨んだ実写は、むしろ新しい「ここさけ」を味わうに十分だった。
大感動が押し寄せるほどの元ネタでもなく、あっさりしゃべり始める順の説明不足な面は否めない。だが、青春群像劇でありつつ、意外に安く、短期間で撮ったにしては、充分感動できる。要するに「掛けた金額に比例したものは感じられた」ということが言いたいのである。

若手の有望株の競演。これが見られただけでも良しとせざるを得まい。変にネームバリューにこだわらず、雰囲気/キャスティングありきでここまでの作品が作られるのだから、大したものである。たまの光る一手は感じられたが、大きくプラスになるほどのものはない。75点が精いっぱい、と言ったところである。

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