とうとう、一定の指標ともいえる11000円割れを日経平均がしてきた。
先行きの不透明感/日本政府の打ち出す景気対策案/もちろんアメリカ発の金融危機が株価を押し下げていることは間違いない。
 では、本当のところどうなのか?
 実は日本にも富裕層と貧困層の2極分化が、これで進むものと見ているのである。

 株価が下がれば…のたとえではないが、理由は至って簡単である。派遣をはじめとする非正規雇用の人員が一気に路頭に迷うことになるからである。その背景にあるのは、企業の生産調整やリストラである。リストラ(クビ)されやすい非正規雇用社員が真っ先に不要と判断されるからである。失業率が一気に跳ね上がるのは時間の問題だし、そうなると、「ショクない、メシない、ネドコない」のワーキングプア集団が街中にあふれかえらないとも限らない。
 しかし、と私は別のことも考える。つまり、このことが原因で一気に政変が起こり(無血クーデター)、日本は激変するという考えである。もちろん、現政権が野に下り、民主党が政権を握ってしまうというものである。
 もちろんどちらが政治をしたところで、程度の低さはどんぐりの背比べ。まして政府中枢にほとんどいない民主党に何が出来る、と懐疑的な見方をしている人も多い。

 さて、日経平均に話を戻す。チャートは明らかに弱気である。7年前の2001〜2002年の調整にほぼ似たような曲線を描いている。ちなみに2001年9月といえば、アメリカの同時多発テロが起こったときだ。ことほど左様に、日本経済はアメリカ経済、ことに株価と連動することが当たり前になっている。
 1万円の大台割れまで「900円」を切ったことが投資家にどんな影響を及ぼすか?週明けの東京市場もアメリカの金曜の動き如何でどうとでもなりそうだ。