多趣味・マツキヨの落書き帳

2013年(平成25年/皇紀2673年)1月、タイトル含めて大幅刷新いたしました。 現在、ダイエー店舗訪問記録/映画鑑賞記/即席麺試食記/ラーメン店訪問記がメイン記事となっております。画像/引用/リンク等は、ご随意に。

2013年07月

即席麺試食記(45) 復刻版だけど サンヨー食品 中華そば


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初代の「チキンラーメン」が発売されて、45年目にあたる今年(日清によると、チキンラーメンの誕生日は1958年8月25日。この日、大阪・梅田の百貨店で試食販売された日を誕生日としている。ちなみに当時の価格・35円は、国鉄の初乗り・10円に比べると超高価である。今ならスーパーの店頭が妥当なところだが、この価格なら百貨店で行ったのもうなづける<WIKIPEDIAより一部抜粋>)。
いろいろなメーカーもこのエポックイヤーに、「復刻版」などを投入して、業界のムードを盛り上げるのに躍起だ。

「サッポロ一番」のブランド名のサンヨー食品も、今回、復刻版を作ってきた。しかも、当時袋麺で売り出していたものを縦型カップに変更して、うりこもうとしている。
ちなみにサンヨー食品は会社が今年で60年の節目を迎えた。製品に対して、というより、会社創業に対するアニバーサリー的な製品だったようだ。

というわけで早速食べる。
スープはなかなか手の込んだ感じのする、中華そばを髣髴とさせるいいスープである。とはいうものの、麺は、やや頼りなく、どうしても縦型で製品化するときの難しさを悟らないといけない。こういう袋→カップめんという場合は具材の選定や量に不満が出るのが普通なのだが、今回の製品では、具材であるメンマ/レベルを落とした肉片/なると・ネギ と種類も豊富ながら量ももうしぶんない。

麺  2.7/5  スープ 2.9/5  具 2.8/5   総合評価 78点

即席麺試食記(44) 安くて旨い、が一番 エースコックスーパーカップ大盛りいか焼そば


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カップ焼きそばの定番に名を連ねる、「金字塔」ともいえるUFO(日清)に対抗すべく、いろいろなメーカーがカップ焼きそばを出している。もはやカップ焼きそば専業か、と言い切ってしまっていい「ぺヤング」ブランドのまるか食品、「一平ちゃん」シリーズの明星など、ほぼすべてのカップめんメーカーが出していると言っても過言ではない。
そんな中にあって、当時から画期的でもあった「キャベツ以外の具材を混入した焼きそば」としてエースコックのイカ焼きそばがある。発売当初はサイズも大きくなく、どちらかと言うと地味な存在だった。

脚光を浴び始めたのは、麺を増量して「大盛り」を謳い、そのあとスーパーカップ系の仲間入りをしたこと。この結果、「価格は同等ながら量が食べられる」「しかもイカ入り」ということでキャベツオンリーだったUFOのシェアをいくらか切り崩した。
たまに安売りにもされるこの製品は、UFOに比べてコストパフォーマンスに優れているところが支持されていると見られる。

当方も2ヶ月に一回くらいはお世話になるわけだが、今回は特別な面持ちで実食に望んだ。そう、前回の「北の焼きそば」のがっかり感を早く払拭したかったからである。
早速食べはじめる。これも3D麺にしてあることもあり、しっかり湯戻りさせたとしても戻しすぎを感じることはなく、むしろ弾力性に富んだ麺を味わうことが出来る。そして、やはり気になるのはソースの存在。きっちりと辛さもあり、そのくせスッキリしている。コクの上では「北」を大きく上回っている。色の度合いも薄くなく、しっかりとソースが絡んでいると認識できる。
過度なまでの焼きそばフレーバーはやや鼻につくが、中盤・後半と、ペースが落ちることはなく食べ進められた。具材は、若干少なくしたかな、と感じなくもないが、大盛り量に対する具材としては必要十分と言ったところだ。
即席麺試食人・山本氏の評価は下記の通り(2010年の製品です)。


麺  3.1/5  ソース  3.2/5  具 2.9/5   総合評価 84点

即席麺試食記(43) 日清にしては・・・ 北の焼きそば


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全国展開している即席麺メーカー。しかし、実際のところ、物流面から想起されるように、北海道と沖縄には独自のラインを引いているメーカーも少なくない。
日清も札幌にラインを持つメーカーである。ちなみにHPによると直営工場ではなく協力会社工場と言うことになっている(他のメーカーで北海道に工場があるのは東洋水産だけである)。

その「千歳工場」で作られた製品のうちのひとつとして、今回入手した『北の焼そば 豚コクソース焼そば』がある。パッケージを見る限り、ストレート麺ではなく(つまり、UFO的ではない)、むしろカップの「日清焼そば」に近いイメージ。ダイス豚ミンチ肉にキャベツ、といたって普通の感じがした。

だが、ソースを絡めて実食に入ったとたん、思いもよらない攻撃にさらされた。
ソースの味が薄い・・・甘い・・・。コクが感じられないのである。豚コクソースとは正直名ばかり。自らの舌を疑ってみたのだが、食べ進めていくごとに疑いはますます核心に迫ることに。
麺もはっきりいって残念の一言に尽きる。頼りなさ過ぎでがっかりであった。

ヒットメーカーであり、はずれはほとんど出さないはずの日清。しかし、イチローがそうであるように、3割打てればいいほうなのである。残りはハズレ、あるいは、一歩及ばずなんて製品が山と積まれているのである。
買う製品すべてがあたりであるはずがない。日清だから、と安心してしまった当方のボーンミスでもある。

麺  2.6/5  ソース 2.4/5  具 2.5/5   総合評価 74点
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