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つけ麺のうまさにほれぼれしてきた店舗での実食。そう。麺が太い場合には、ちょっと暴力的であっても、濃い目の味で勝負しないと中途半端な感じしか残らないのである。
→そのまさに典型例を当方も食べている。http://matsukiyo.blog.jp/archives/51936924.html
今までの太麺堂々シリーズの実食は、(´・ω・`)な内容が多かったように思う。挙句の果てに「揚げ物臭が残る」とまで言われてケチョンケチョンである。
だが、安さにつられて買ってみた新製品。これがまずかったら、もう手出ししないぞ。と一種心に決めて実食してみることに。
麺は、前回の揚げ物臭というか、そういったものを感じさせないできになっている。まあこれはこれで当然の改良といえるのだが、今回のポイントはやはりスープにある。
そう。スープが麺に負けない力強さを発揮したのである。魚介だし、と銘打ったように、華やかな香りは当然のことながら、ややとろみを帯びた、コクを添付したスープを麺が纏うと、素晴らしいコラボレーションを生み出すのである。
具材は少々しょぼいのだが、スープのレベルが上がったことで、食べていても悲壮感とかがっかり感は一切感じないでやっていけた。
「太いは、うまい」。昔のキャッチコピーである。しかし、麺だけが太くてうまくても、その力強さに負けてしまうスープでは、アンバランスさが半端ない。つけ麺屋さんは、この部分に敏感である。麺が太いなら、スープも濃厚でないと釣り合わない、と。
ようやく、トップメーカーもこのことに気が付いたようである。不遇だった太麺堂々に一筋の光が射したように感じた実食だった。
購入場所 関西スーパー 大開店
麺 3.0/5 スープ 3.4/5 具材 2.4/5 総合評価 82点
<参考:前回の別商品の太い麺堂々の評価>
麺 2.4/5 スープ 2.7/5 具 2.5/5 総合評価 73点