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店舗の開業日は、2015年3月26日(木)。あんまり日にちを置きたくなかったので、当初の予定である4月初旬を早めて、オープン3日目の土曜日に行くことに。
実は、すでに既報の通り、旧豊中駅前店(0714)は、なんと、ジャスコ豊中店の退店後に、居ぬきで入ったもの。これも実のところ、ダイエーとしては前代未聞の出店方法なのである。企業買収で店舗を傘下に収めることで急成長した黎明期を超えると、全国規模を目指しての出店攻勢。チェーンストアの概念があまりなかった日本にとって、ダイエーの推し進める、ナショナルチェーンの発展は、大量消費時代の幕開けを予感させた。
しかし、そのほとんどが、土地・建物はすべて自前。さすがに土地が高騰しきった80年代出店のものからは、土地は賃借するものも増えていたが、自社開発ではないショッピングセンターに、核店舗として入居するパターンも増えてきていた。
それでも、ライバル会社の放棄した店舗のあとにはいるといったことは今まで一度だってしたことはない(ダイエーが放棄した店舗にほかの企業が入るのは、日常茶飯事。でも、大手系であるイオンや7&iが入ることはいまだかつてない)。なぜここだけが、そういう経緯で出店なったのか…。土地オーナーとの間で何らかの「win−win」になる、特別なことでもあったのだろうか…
建て替えが判明してから約2年余り。今年の宝塚沿線めぐりの際には、立ち上がっているマンションが跡地に認められ、「あ、このワンフロアで出店か」と思っていたのだ。
そして豊中駅に降り立ち、店舗前にたたずむ…ウ、ち、ちいさいっ(でも文字は大きめwww)
隣に立つマンションのワンフロアではなく、角地の、ちょっと形の悪い部分が出店先になっている。間口は「コンビニか」と見まごうほどしかなく、奥行きは確かにあるけれども、思った以上に狭く感じる。
3日目の夕刻/土曜日ということだったが、店内は店員が多すぎるくらいで、むしろ本社応援部隊が邪魔にさえ思えるくらい。店舗内が狭いだけではなく、あれもこれもと総花的に盛り込んだおかげで、少量多品種のコンビニ的な品ぞろえになっており、欲しいものが意外にないといったとんでもない状況になっている。
それでも、当方は、地ビール系を大人買いで結構な量のお買い上げ。一店舗に傾注できるとなると、この程度の購入でも気にならない。
訪問店舗データ
店舗名 豊中駅前店 店コード 0763(3/1GC2社合流前の最後の店舗)
購入品 地ビール6点を含む15点 購入金額 2975円