多趣味・マツキヨの落書き帳

2013年(平成25年/皇紀2673年)1月、タイトル含めて大幅刷新いたしました。 いろいろと埋めてまいりますのでお楽しみに。

2015年08月

シリーズ 飲みこまれるダイエー 何度「命日」を経験するのだろう…

NHKでやっていた、「その時、歴史が動いた」でおなじみの松平アナウンサーの声が、またしても私の脳裏に響いてくる。

  「そして皆さん、いよいよ今日のその時がやってまいります・・・」

これが「いよいよ」という時に発する、松平アナウンサーの導入セリフなわけだが、彼がそのあとに続けて言うなら、こんな具合のセリフになるだろうか。

 「度重なるリストラに、大株主の変動と、疲弊を重ねるダイエー。売り上げは伸びず、利益も上がらない状態は、イオンが完全子会社化しても改善する見込みすら立たなかった。
 2015年4月、イオンは、ダイエーの店舗の統廃合を発表。北海道と九州地区・名古屋市内の店舗の大半をイオン本体に吸収することで、事業の再構築を図ることを決定する。また、翌年にも、関東・近畿地区の一部店舗を合流させることも発表した。

 そして、2015年8月31日。

 翌9月1日にイオン店舗として再出発を図る、北海道地区16店、名古屋地区5店、九州地区38店の合わせて59店舗が、ダイエーとしての最終営業日を迎えることになったのである。」

私にとってみれば、確かに既存店が減る=訪問対象店が減るのと同意義であり、完全踏破をもくろんでいる当方としては、複雑な心境ながら「行かずに済むわ」という方が勝っている。
もちろん、企業としてのダイエーの未来予想図を描こうとしたときに、一部は黒字店舗もあったであろう、地区の店舗をまるまる飲みこまれるのは、正直、完全敗北に等しい屈辱的なものである。

コングロマリット化したイオンは、ダイエーがそうであったように、仮に傾いても完全に斃れることは考えにくい。しかしながら、堅実という路線からは離れつつある企業の太り方は、脳血栓でも患えば、一撃で死に至ってしまうであろう。1999年3月時点では、他社の軍門に下ることなど、ダイエーともあろうものが・・・という筆致も見え隠れするのだが、失われた20数年は土地本位主義・GMSへの固執で自らの寿命を縮めたダイエーの末路そのものを映し出しているようで仕方ない。

前回の命日は「株式上場廃止」の2014年12月26日。今回の59店舗の命日…2015年8月31日も、ダイエーシンパとしては記憶にとどめておかなくてはならないのだろうか…

2015.8.29 誕生日に回ってみる 新生・ダイエー 神戸三宮店 B1F


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私の中で一番危惧していたのが、B1のレイアウトや扱い品群である。今のフードスタイルストアのコンセプトから言えば、例えば、私が見てきた赤羽(0754)も、フードスタイルとは謳っていないものの、浦安駅前店(0761)も、入り口入ってすぐに惣菜売り場があり、素材系はその後ろに控える形をとっている。地下に向かって、店舗が成り立っていることや、第一に客が立ち寄るのは地下2階であると、想定するのが普通。なので、降り切ったエスカレーターの先に惣菜売り場が存在すると考えたし、そうした方が意外性も、又売り上げも取れると考えていた。

ところが、来てみると、惣菜系は地下一階。それも、一番奥に存在しているという。ただ、売り場は、旧来より、大幅に増えた印象もあり、このあたりがどう出るかは今後の展開一つだろう。
では順に。

エスカレーターを上がると、その昔日用消耗品が置いてあった(それも紙系・紙おむつなどが鎮座していた)左側のコーナー部分に、缶ビールや銘柄チューハイなどが冷ケース保存/パック清酒などが棚で陳列されていた。
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売り出しのオロナミンC10本パックはこんな具合いに大陳列。
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冷蔵ケースはひたすら続き、気が付くと、牛乳や、安価なチーズの売り場に。そして、冷凍ケースが立ち並ぶ、冷凍食品のコーナーに入っていく。
その途上には、パンコーナーが右手に。いろいろと銘柄のパン屋さんが陳列しているのだが、需要が一巡した後の過疎化ぶりが今から楽しみである。特にパンにはうるさい神戸っ子の舌を満足させ続けられるのか、生暖かく見させてもらう。
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<2015.9.11 追記>2枚目の写真の売り場は、オープン時だけの特別企画だった模様で、現在は、特価品や売り出しを扱うコーナーになっている。 

ヨーグルトなどが入るショーケースの後ろに位置する惣菜の作業場。作業が見える形にしているようである。さすがに見とがめられると思って、遠目からのアングルになっていることはご容赦いただきたい。
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というわけで、気になる惣菜売り場へ。
淡路屋の弁当導入などは、「駅弁をスーパーで買える楽しさ」がほぼ毎日継続しているところが見どころでもある。まだオープン3日目ということで、あまり品種を作っていくというふうには見受けられず、メーカー製作の弁当がアホほど積んであったのが印象的だった。
今回から当店でも導入された、はかりうりのコーナー「D's Selection」。やはり物珍しさからか、集るほどではないものの、そこそこに売れている模様である。
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季節商材と目されていた、グラタンも通年扱いに格上げしたかのように、棚に収まっているし、アイテム数もかなり増えているように見受けられる。
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人だかりが多すぎて写せなかったのが、ばら売りのフライ・天ぷらコーナー。統一された什器で、整った印象も受けた。
レジを行き過ぎたあたりに、コンビニ対抗のコーヒーマシンが存在。レジで精算後、カップを受け取り、アイスコーヒーなら、アイスディスペンサーで氷を入れてからの抽出になるようである。ドーナツも併売していたが、コンビニ丸出し過ぎて、スーパーのやることではないように感じた。
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その隣が高価格のサンドイッチ。普通のメーカー製作のサンドイッチもあるのだから、手作り感があったとしても、所詮は価格が最重要課題。
実は、B1はパン/ケーキ/ヨーグルト/冷食/ソフトドリンク/惣菜(弁当/丼/サンドイッチ)といった、一種昼食・休憩時に飲食する商品が大半を占めている。これまでは、B2まで降りて弁当系→ソフトドリンク求めにB1、という流れが、B1だけで完結する。逆に、B1で済ませてもらうことが第一義にあったとするなら、このレイアウトは理にかなっている。イートインコーナーがB1レジ裏にあるのも、うなづける。

B1の感想:
素材メインのB2と違って、出来合い/ワンストップショッピングを具現化しようとしたのがこのB1であるように思う。
とはいえ、B2ほど迫力と賑わいを感じなかったのはどういうことなのだろうか?じっくり選ぶ必要性がない商品ばかりだし、試食のマネキンさんも少なめに感じられた。まあそういうことなのだろうと思う。

2015.8.29 誕生日に回ってみる 新生・ダイエー 神戸三宮店 B2F


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1階を堪能してから、B2ヘ。
ここは、初日と一部様変わりしている部分もあったので、その差分も含めて紹介しておく。
(8/27撮影分は、色を変えて紹介している。)

まず、エスカレーターを降り切ったところ。すでに「ダイエー」とは違うことを強調する看板が出迎える。
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まずはほぼ売り場配置の変わらなかった野菜関連の売り場から。
右手の平台には、地場野菜のオンパレード。変わり種野菜も多く、意外性が際立つ。
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今や、改装店舗の名物コーナーになりつつあるプチトマトバイキングは、入ってすぐ左手の、カットフルーツ加工場そばに。

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そして、飾り野菜。ぶっちゃけ、誰が買うんだろう…
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マツタケも結構な量の陳列。ただ、もう一つなのか、飛ぶように売れている気配はない。
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野菜コーナーを抜けると、今度は精肉コーナー。8/29は「焼き肉の日」ということで、元気いっぱいのマネキンが、試食販売も兼ねて、店中に響き渡る声で呼び込みをしていた。実際、さつま姫牛でのすき焼きを試食させていたのだが、とろけるような味と甘みは、たとえ試食用で若干レベルを上げているとはいっても、買いたくなる衝動に駆られる。
当方が「これはっっ」と思ったのは、部位売り。しかも、ホルモン系を小分けの入れ物にして売っているさまは、一般の精肉店でもやらない芸当。これができるのは、一頭丸ごとさばいている証拠。
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生ハムを冷蔵庫で恭しく飾る"展示"も、面積が増えた&取扱いしてますというアピール度満点。
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メインの通路には、高価格帯のブランド牛/豚/鶏を配置し、まるでそれ以外の肉はやっていないかのように錯覚させる手法は、現時点ではあたっている。ただ、これは鮮魚系も同じだが、高価格帯の弁当系は、動きが鈍く感じられた。

そして、一種B2の目玉、と言ってもいい鮮魚コーナー。ところが、8/27と8/29でレイアウトが変わっていることに気が付く。
まず、これが開店初日の中央のさばき場に置いてあったいけす。
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精肉コーナーを抜けてすぐに目についたのだが、8/29は、逆側に配置。中で捌きをしている作業員の頭の位置と、映り込んでいる背景で方向が変わっていることがわかる。
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いけすがあった跡地には、煮・焼き魚や、それに適した食材を販売。いけすを探してうろうろしているさなかに販売員が出してきたのは、ナナナント、金目の煮付け、お値段、3980円なり!!!びっくりして、価格を二度見したほどである。
塩干も手を抜いていない品ぞろえ。なんといっても「これを売らなきゃしょうがない」と言える、刺身系の充実ぶりは、オープン記念だからなのかもしれないが、なかなかなものだった。
そして、和日配のコーナーへ。こちらも、どうしてもメインストリートに目が行きがちになる。そんな中で目にしたのが、酒の肴好適品。
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アイテムを見比べるだけで、楽しくなってしまう。肉の赤、魚の白っぽさを認識している目にとって、この黄色系の塩辛などはまさに飛び込んでくる印象。
試食販売も精力的に行われており、8/29は、日清のチルドつけ麺をやっていた。8/27は、かねてつさんの、「ほぼ○○」シリーズが試食されていたが、ホタテは、味覚の面では、ほぼホタテとはほど遠い印象だったことは付け加えておく。

一般食料品系は、ペット飲料や紅茶などのし好品関係がB1に上がったこともあり、いわゆる「常温保存品」がメインとなっている。周りの冷ケースに圧迫される感じで、特にエンドの展開は、以前のB1の売り場よりは窮屈に感じられる部分もあった。
もっとも、通路は十分確保されており、お酒が1Fにあがった効果というものは感じられる。
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エスカレーター前には、紙系をはじめとする、日用消耗品がズラリ。B1に上がるエスカレーター前の踊り場から、店内を撮る。
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B2の感想:
今まで、食料品部門の売り上げの大半を占めていたのは、ドライと言われる、一般食料品群である。これはどこのお店でもそうであり、調理しないと食べられない、素材系の品群は、ともすれば、厄介者扱いされないとも限らない。ところが、今回の改装では、脇役化しつつあった素材系が主役に躍り出ている。特に「肉のダイエー」を印象付ける、精肉売り場の活気の良さには、並々ならぬ意欲を感じ取った。
一般食料品のコーナーはあまり、真剣に見てなかったのが若干心残りだが、変わった陳列などもあるやに聞いている。また日を改めて見て回りたいところだ。
<2015.9.11 付記>
脇筋なので書かなかったが、8/29当日に、とよすの社員らしき人がミックスおかきを陳列中。私の中で、一番のフェイバリットでもある「ハイカラット」の復活を強く熱弁。社員氏も感じ入った様子だった。
→CM/画像ともになく、残念。
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