多趣味・マツキヨの落書き帳

2013年(平成25年/皇紀2673年)1月、タイトル含めて大幅刷新いたしました。 現在、ダイエー店舗訪問記録/映画鑑賞記/即席麺試食記/ラーメン店訪問記がメイン記事となっております。画像/引用/リンク等は、ご随意に。

2017年10月

即席麺試食記(345) やりすぎだが 日清 カップヌードル帰ってきた謎肉祭W


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即席めんレビュアーの当方は、どちらかというと「具材にうるさい」部類に属していると思う。
色とりどりの野菜でおおわれているとついつい採点も甘めになりがちだし、逆にイメージ画像とのかい離がひどすぎると、けちょんけちょんだったりする。

具材の持つ華やかさや彩は、単調な「食べる」行為に一服の清涼剤になりえるからである。箸休め、とでもいおうか。だから、単調な「これでもくらえ」状態のおんなじ具材の応酬は、正直つらく感じている。

食べ進めている途上でレビューを書いているのだが、いやはや、量には確かに圧倒される謎肉たちでびっくりはするのだが、これを食べなくてはならないのか、という絶望感が半端ない。本来のカップヌードルにつきものの、卵もエビも存在しない。歯ごたえが同一の謎肉だらけは、やはり単調に感じてしまうのである。

そう。
「過ぎたるは及ばざるがごとし」を今ひしひしと感じている。もちろん、二種類の謎肉にしたことで少しは単調さはなくなったが、色・味違いだけの話。満足感も量が多いと「まだあるのかよ」という怒りというか、別の感情が起こってくる。こうなると、逆効果である。

まずくは感じない。だが…やりすぎをいい方向で表現するのはちょっと違うと思う。色物的扱いにならざるを得ないところは仕方ないとみる。


 購入店舗   ダイエー 神戸三宮店
 麺    7.0/10   スープ   7.5/10    具材  7.5/10    総合計 22.0/30
 価格補正  なし    合計   22.0/30     格付け   B+(謎肉大杉ワロタ)

即席麺試食記(344) 本来の姿だろうか 日清 創作亭 肉うどん


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株式会社ダイエーの創業年は1957年(会社創立日が4/10、営業開始が9/23)。
今年は60年=還暦のお祝いの年でもある。

並み居る流通企業が、越えられない一つの壁。会社として存続させ続けることが難しいともいえる。現にサンチェーンも、ニチイも忠実屋も、今や影も形もない。そして思い出としてでしか存在しえない。
ダイエーにもそんな危機が起こっていてもおかしくなかった。60年も名前が残った…他企業の軍門に下ったとはいえ、このこと自体は奇跡といっても過言ではない。

しかも、記念製品が何とか作られる。これってすごいことなのではないだろうか?
さて、2品種出た、60周年記念製品の一角、肉うどんも食してみる。
麺は、縮れの残った前時代的なもの。とはいえ、やや細目に仕立ててあり、関西風な「細うどん」をほうふつとさせる。
スープは関西風に仕立ててあるとあるが、少しだけエキス分の主張は控えめ。肉うどんといえば、甘辛く煮た肉のうまみやら、その甘さやらを感じ取れると思ったのだが、それは意外に感じにくく思えた。
具材の量もやや少なめ。そもそもころっころという感じの肉片なので、どうしても底に沈んでしまいがち。ひらひら感を出せなかったところは加工の問題なのだろうか…

価格並み、というしかないわけだが、それでもなんちゃってながらでもこの価格(税込105円)。独自規格の製品を作らせたら、侮れないところまで作れるからさすがである。

 購入店舗   ダイエー 神戸三宮店
 麺    7.5/10   スープ   7.0/10    具材  7.0/10    総合計 21.5/30
 価格補正  +0.5   合計   22.0/30     格付け   B+(安定感に脱帽)

即席麺試食記(343) 力の入った一品 日清創作亭 鶏南蛮そば


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1957年9月23日。
まさに一時代を築いた企業である、ダイエーの創業日である。会社創立は同年4月10日。もちろん私が生まれる前に会社はできている。
それからの高度経済成長期と、「土地本位主義」がもたらした店舗網の拡大は、とどまることを知らず、日本で初めて、全国の都道府県に直営店を設置することができたスーパーでもある。だが、拡大路線の果ては、天災も災いし、坂道を転がり落ちるような凋落を余儀なくされる。現状は、なんとかイオン傘下で細々と営業しているというレベルであり、ぶっちゃけ、地方の雄として君臨しているスーパーと変わらない売り上げに終始しているものと思われる。

腐ってもGMS。60年を何とか社名を消さずに生きながらえていられるのも、激動の流通業界にあって特異といえば特異だろう。60周年記念ロゴもトップに印字された2製品。まんまダイエー様向け商品をうかがわせるわけだが、これがなかなか力の入った一品であった。
ふたを開けて飛び込んできたのは、ゴロゴロっという表現のふさわしい、鶏肉の塊の多さ。こういう縦型で、記念商品的なものは、どちらかというと、作り込に不安感しかないのだが、それを一蹴して余りある具材の多さに安堵する。
麺はストレートなのは当然だが、だしの面でも、少し控えた程度で、薄すぎるとか、アピールしないとかは全くない。廉価版にする必要があったため、量に若干の不満が出てくる程度。
正直びっくりした、というのが偽らざるところである。価格面では当然プラスに補正しないといけないレベル。このクラスでここまでのものができることがすごい。

 購入店舗   ダイエー 神戸三宮店
 麺    7.5/10   スープ   7.5/10    具材  7.5/10    総合計 22.5/30
 価格補正  +0.5   合計   23.0/30     格付け   A(びっくりした)
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