多趣味・マツキヨの落書き帳

2013年(平成25年/皇紀2673年)1月、タイトル含めて大幅刷新いたしました。 現在、ダイエー店舗訪問記録/映画鑑賞記/即席麺試食記/ラーメン店訪問記がメイン記事となっております。画像/引用/リンク等は、ご随意に。

2017年11月

ラーメン店訪問記(45) ロードサイド店でないと 横綱 三条河原町店

10/28。
爆音映画祭を11/19に控えて、MOVIX京都での前売り発売初日。

いろいろあって、ネット決済がつかえなかった小生は、泣く泣く現地にチケットを買いに行く。
初日にネット受付と同時に購入に至った層こそ、君縄オタといえるわけであり、当然のようにスクリーンに対して中央の席から売れていく。何度もリトライして買えなかったあの日の深夜…過ぎ去った時間はともかく「この千載一遇のチャンスをものにできない」悔しさの方が上回っている。

しかし、一夜明け、状態を見てみるのだが、初日でそこそこ埋まると思っていた席はそれほどでもなく。真ん中に固執するのではなく、前の方に圧がかかっていたようにも感じられ、後ろの方はまだまだ空席が残っていた。
そうとわかれば、グズグスしている時間はない。仕事終わりに劇場に突撃した。もちろん、ネットで買えれば必要ない電車代という余分な出費もこういう事態になったからには"必要経費"。チケット代と肩を並べる出費も躊躇している場合ではない。

ほぼ念願の位置に近い場所に席を押さえて、当方は胸をなでおろす。スクリーンの大きさを感じられるP列13番。あの感動が今、書いているだけでよみがえってくる。

そこからまっすぐ帰るのも面白くない。5/12に、MOVIXの最終回を見た時に見つけていたロードサイド店ではない横綱店を発見。久方ぶりに入ってみる。
とはいっても、ロードサイド店には、2016.10の第一次ダイエー全店コンプリート達成時に訪問しているものの、味が「コレジャナイ」感満載で、レビューまでには至らなかった。

リベンジ、と言ってもいい訪問だったわけだが、その効果はプラス、というより「元に戻った」感覚を確かなものにする。
横綱京都

スープが往年の味をとりもどしていたからである。こういうチェーン店では、店ごとになぜか味が違うのがデフォルトとされるわけだが、ここは、元来の味をそのまま表現できている。脂っぽい感じとか、そこそこ感じる豚骨臭とか…。
スープが命、の屋台系だけに、これだけで喫食してよかった感じにさせられる。

ねぎ入れ放題も健在。やっぱり横綱はこうでなくてはいけない。

麺  3.8/5  スープ  3.9/5  具材  3.5/5    総合評価 90点
食べログの記事はこちら。

ラーメン店訪問記(44) 少しだけ見直し 天下一品 新京極三条店

これまでは、どちらかというと個々人で勝手に活動していたと思われるツイッター民たち。
だが、ひとつの作品がそのバラバラな思いを一つにつなげていく。

当方的には36回目となった「君の名は。」鑑賞記は、まさにオープニングで早くも号泣し、音響のド派手感に身をゆだねるとどこからでも涙腺が励起してしまうという恐ろしさを兼ね備えていた。カタワレ時。ストリングスが奏でる物憂げな旋律からもう、スクリーンを正視できない。当方の両隣の観客はあまりのことに開いた口がふさがらなかったのではないかとさえ思う。

若干の拍手の後、劇場を後にする。「プチオフ」と称していたこともあり、待ち合わせることしばし。関西民である一人と、愛知民であるお方との合流がなされ、ラーメンでも、という提案で、MOVIX至近のラーメン店「天下一品」が指名される。

実のところ、天下一品系に入るのは、はっきり言って記憶にないほどの大昔。「こってり」のスープがあまりのゲル状で辟易して以来、一度も入っていない。
そんなスープを堪能しなくては…と思っていたのだが、ここはあえてこってりを選択。
出てきたのがこれである。
天一三条


あの時に食べた感覚とまったく違う"液体感"。そう。ゲルではなく、スープだった。そして、そのスープは、混然一体となった、様々なうまみが相乗効果をもたらし、エキス満載の幸せを感じられるほどの内容で迫ってくる。
とはいうものの、濃い、という部分は否定できない。そのスープをまとう麺はやや力感不足。堅めをオーダーしたものの、そこまででもなく、少しだけ評価は落ちる。

至近にあった横綱は、ねぎは入れ放題。若干物足りない、というか、食べた感覚にとらわれなかったのも少しだけ残念な点だ。
セット麺だったから、という部分は無きにしも非ずだが、スープに対するアレルギーは若干薄らいだ。次からは「ええ、天一かよ」とならないで訪問できそうな気がする。

麺  3.7/5  スープ  3.9/5  具材  3.4/5    総合評価 88点
食べログの記事はこちら。

独自性を持ち続けていられるのもいつまでか…

もう「中の人」でこのまま人生終わってしまってもいいかな、と思い始めている昨今。
ここ最近は、クリスマスシーズンということで店内にこの曲がかかりまくっている。
→まずは曲をお聞きいただこう。こちら(facebook公式)で生歌が披露されています。

イオン傘下に入っているから、どうせイオン発の曲じゃないかな、と思っていたのだが…モッくんも言っているように、この曲、ダイエーのオリジナルクリスマスソングなのだった。
もはや、イオン的なもので彩られている(今回のブラックフライデー絡みもイオンの冠が付いている)ことに違和感はないし、むしろダイエー色が刻一刻となくなっていることの方が自然といえば自然である。それなのに、オリジナルソングを出せていることに驚きを隠せない。

そうはいっても、商品MDではダイエー的なものは一枚一枚着物をはぎ取られるように無くなっている。ここ最近は、独自ブランド的立ち位置だった「おにぎり蔵」のブランドもトップバリュにブランドチェンジ。関西の場合、旧来から作っているメーカーで変動はなく(旧富士デイリーフーズの流れをくむミツハシ製)、それほど品質が落ちているとは思えないが、トップバリュというだけで毛嫌いする層にとっては「買えなくなる」ことのダメージは大きい。

今年で創業60年だったダイエーだが、総じて大々的な売り出しやイベントをしたという記憶がない。それはイオンの軍門に下ったからに他ならないと当方は見ているのだが、それでも屋号が残っている間は気概まで失ってほしくないとは思っている。
しかし、もはやセービングもおいしく食べたいもなくなり、独自ブランドも次々姿を消している。この先、どうなっていくのか、不安しか残っていない。
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