私が劇場で映画を見ることに何の抵抗もなくなったのは「多分、あの日から」(某ヒロイン 談) 。
そう。2016年10月1日に、西宮ガーデンズのOSシネマズで「君の名は。」を見てからのことである。
同一映画を複数回観たのもこのタイトルが初めて。以下、様々な記録が打ち立てられていく。完全に虜になった私。その過程で解析意欲が沸き起こり、ついに!!完全解析に成功。三葉は一度も死んでおらず、入れ替わりは「歴史を確定/誰も死なせないための必然」だったことを明らかにした(ええ、そんなバカなぁ…とお思いの貴兄には、当方ブログの過去記事をご参照あれ)。
それだけでとどまらず、ほかのタイトルにも触手が伸びていく。君縄ブームの真っただ中、当方はひそかなヒットとなっていきつつあった「この世界の片隅に」を2016年12月に鑑賞することになる→それがその時の映画評。だが…初見段階での採点は85点。のちに90点にランクアップはするが、2回目を見終わっている現在でも、この配点には少しだけ承服しかねている部分もある。
11月19日に、MOVIX京都で開かれた爆音映画祭。午前中は、片隅/君縄と、2016年のアニメ映画界のトップ2が軒を並べた。当初は君縄のみを鑑賞しようと思っていたが、ここに来て、評価が上がるかも、という淡い期待を持って片隅も鑑賞しようと思ったのだった。
そうなると、9時スタート。以前同所での君縄最終回鑑賞時よりは少しだけ余裕はあるとはいえ、ほぼ店舗出勤時と同様の時間に家を出る。
河原町には8時着。もちろん、劇場至近の牛丼店にて朝食を嗜んでから堂々の入場。すでにチケットは事前購入をしてあり、まさに万全の体制を取った。
今回は、ツイのフォロワーの方々とのプチオフも兼ねていることもあり、当方は正装であることがむしろ好都合だったりする(私服のバラエティのなさは如何ともしがたい)。結果、当方との絡みの多い3名との顔合わせに成功する(他にも絵師さんなど)。ものの見事におっさんでつながる場面…若手も絡んできてくれはしたが、どうにも場違いな様相である。
さて映画。
2回目は、やはり見ておくべきところでもあった。見落としたり、ストーリー上疑問に思っていたところとかがきっちりとつながり、浮かび上がったからである。まあそれでもファーストインプレッションに大きく上積みするにまでは至らない。
もちろん、晴美と自身の右手を失ってからの作劇は、やはり鬼気迫るものがある。「よかった」に反応して、失った右手を悔やむすず。本当に、左で、うまく描けない絵の一つでも書いて悔し涙にくれる姿を見せてくれていたら、号泣/歴代一位間違いなしなんだろうけれども…ただ、今回、当方は、すずと周作の夫婦物語という観点で見ても面白いと感じた部分は収穫でもあった。
こういう作品は、実写化すれば、意外と化けると思っている。君縄なんかより、ずっと重厚なものができるはずである。
そう。2016年10月1日に、西宮ガーデンズのOSシネマズで「君の名は。」を見てからのことである。
同一映画を複数回観たのもこのタイトルが初めて。以下、様々な記録が打ち立てられていく。完全に虜になった私。その過程で解析意欲が沸き起こり、ついに!!完全解析に成功。三葉は一度も死んでおらず、入れ替わりは「歴史を確定/誰も死なせないための必然」だったことを明らかにした(ええ、そんなバカなぁ…とお思いの貴兄には、当方ブログの過去記事をご参照あれ)。
それだけでとどまらず、ほかのタイトルにも触手が伸びていく。君縄ブームの真っただ中、当方はひそかなヒットとなっていきつつあった「この世界の片隅に」を2016年12月に鑑賞することになる→それがその時の映画評。だが…初見段階での採点は85点。のちに90点にランクアップはするが、2回目を見終わっている現在でも、この配点には少しだけ承服しかねている部分もある。
11月19日に、MOVIX京都で開かれた爆音映画祭。午前中は、片隅/君縄と、2016年のアニメ映画界のトップ2が軒を並べた。当初は君縄のみを鑑賞しようと思っていたが、ここに来て、評価が上がるかも、という淡い期待を持って片隅も鑑賞しようと思ったのだった。
そうなると、9時スタート。以前同所での君縄最終回鑑賞時よりは少しだけ余裕はあるとはいえ、ほぼ店舗出勤時と同様の時間に家を出る。
河原町には8時着。もちろん、劇場至近の牛丼店にて朝食を嗜んでから堂々の入場。すでにチケットは事前購入をしてあり、まさに万全の体制を取った。
今回は、ツイのフォロワーの方々とのプチオフも兼ねていることもあり、当方は正装であることがむしろ好都合だったりする(私服のバラエティのなさは如何ともしがたい)。結果、当方との絡みの多い3名との顔合わせに成功する(他にも絵師さんなど)。ものの見事におっさんでつながる場面…若手も絡んできてくれはしたが、どうにも場違いな様相である。
さて映画。
2回目は、やはり見ておくべきところでもあった。見落としたり、ストーリー上疑問に思っていたところとかがきっちりとつながり、浮かび上がったからである。まあそれでもファーストインプレッションに大きく上積みするにまでは至らない。
もちろん、晴美と自身の右手を失ってからの作劇は、やはり鬼気迫るものがある。「よかった」に反応して、失った右手を悔やむすず。本当に、左で、うまく描けない絵の一つでも書いて悔し涙にくれる姿を見せてくれていたら、号泣/歴代一位間違いなしなんだろうけれども…ただ、今回、当方は、すずと周作の夫婦物語という観点で見ても面白いと感じた部分は収穫でもあった。
こういう作品は、実写化すれば、意外と化けると思っている。君縄なんかより、ずっと重厚なものができるはずである。