何度「スクリーンで見るのはこれが最後」と言い続けたか。
実際、40回目に当たる、TOHOシネマズ梅田の、新海誠展コラボでの鑑賞が最後なのでは、と思っていたくらいである。
ところが、その2か月後に単館…しかも私自身の地元でやると聞いたからたまらない。初日/20日と、都合4回。ここまで来たら、最終回を見届けてもおかしくあるまい、とばかりにわずか一回だけとはいえスクリーンに対峙する。
泣き濡れて最終回…
私がよく口にする、アニメであれドラマであれ、最終回に対峙したときの心情を吐露したセリフである。最近作では、「よりもい」はすべてが神回なので13話は案外に映ったりもしたのだが、私が個人的に推しまくっている某アニメの最終回こそ、「泣き濡れる」という状況がぴったりである(リンクは当方HPの解析記事に飛びます、ってリンク作ってなかったよwww)。
そんな事態が「君の名は。」にも遂に訪れた、と言ってもいい。君縄興行スレは、今や単館上映情報掲示板と化しているのだが、少なくとも当方が関われそうな場所ではやってくれていない。そう。本当にここでの鑑賞がオーラスの可能性が出てきたのである。
そう思いなおすと、完全正装でスクリーンに対峙するしか手はない。いったん自宅に帰って身支度後劇場へ。それができる場所で上映された奇跡がいまだに信じられない。
そもそも、この映画館でアニメーションが上映されるのは本当に久しぶりではなかろうか、と思う。まあおいおい支配人にでも問うてみたいところだがともかく上映時間までには間に合う。
宇治のフォロワー氏と岐阜のフォロワー氏。前回ご一緒した鎌倉の御仁は体調不良でご出馬ならず。まあ私としては、「相手変わって主変わらず」を地で行くお出迎えをさせていただく。
館内は、若干のざわつきを持って迎えられる。大半が男性ソロなのだが、意外にも女性の姿が目に付く。ペアもいたし、比率的にも4割強。カップルは2組確認。総計25名余りが同席しての最終回上映と相成る。
今回は『最後』という部分がどうシンクロしてくるか、と思ったのだが、案外すんなりと流れてしまう。オープニングでもウルッとくるかと思ったがそれもなく、本当に何事も起こらない…と思いきや、初対峙の2013年10月3日のシーンで、失意の三葉を見ているときに「ああ、二人の尊さが…」と思った瞬間、涙腺が緩み始める。ここでのスタートは意外といえば意外だった。
代わりにカタワレ時はそれほどでもなく推移。だが、今回は、ペンが落ちてからがすごかった。久しぶりの何度目になるかわからないが、自我崩壊。独演会も涙塗れのはずである。代わりに三葉の決然とした表情はしっかりとこの目に焼き付いた。あのシーンがあるからこそ、彼女たちは歴史を紡げる…あえなくなるというバッドエンド軸は回避されたといえるのだ。
ラストシーン。今回は、号泣せずに歌えた。そう。二人が出会え、分かちがたいムスビを作れるからこそ、ハッピーエンドだし、そこに対して私も感動ではなく現実として受け止めることができたのだと思う。
エンドロールがおさまって拍手の一つでも出るか、と思ったが、さすがにそれはなし。ただ、帰る間際に、ラスト一冊になっているパンフレットが不憫に思い、45回鑑賞目にして初めて購入するに至る。
私にとってはおそらくスクリーンで見る最後の君縄。思い出深さもひとしおである。
実際、40回目に当たる、TOHOシネマズ梅田の、新海誠展コラボでの鑑賞が最後なのでは、と思っていたくらいである。
ところが、その2か月後に単館…しかも私自身の地元でやると聞いたからたまらない。初日/20日と、都合4回。ここまで来たら、最終回を見届けてもおかしくあるまい、とばかりにわずか一回だけとはいえスクリーンに対峙する。
泣き濡れて最終回…
私がよく口にする、アニメであれドラマであれ、最終回に対峙したときの心情を吐露したセリフである。最近作では、「よりもい」はすべてが神回なので13話は案外に映ったりもしたのだが、私が個人的に推しまくっている某アニメの最終回こそ、「泣き濡れる」という状況がぴったりである(リンクは当方HPの解析記事に飛びます、ってリンク作ってなかったよwww)。
そんな事態が「君の名は。」にも遂に訪れた、と言ってもいい。君縄興行スレは、今や単館上映情報掲示板と化しているのだが、少なくとも当方が関われそうな場所ではやってくれていない。そう。本当にここでの鑑賞がオーラスの可能性が出てきたのである。
そう思いなおすと、完全正装でスクリーンに対峙するしか手はない。いったん自宅に帰って身支度後劇場へ。それができる場所で上映された奇跡がいまだに信じられない。
そもそも、この映画館でアニメーションが上映されるのは本当に久しぶりではなかろうか、と思う。まあおいおい支配人にでも問うてみたいところだがともかく上映時間までには間に合う。
宇治のフォロワー氏と岐阜のフォロワー氏。前回ご一緒した鎌倉の御仁は体調不良でご出馬ならず。まあ私としては、「相手変わって主変わらず」を地で行くお出迎えをさせていただく。
館内は、若干のざわつきを持って迎えられる。大半が男性ソロなのだが、意外にも女性の姿が目に付く。ペアもいたし、比率的にも4割強。カップルは2組確認。総計25名余りが同席しての最終回上映と相成る。
今回は『最後』という部分がどうシンクロしてくるか、と思ったのだが、案外すんなりと流れてしまう。オープニングでもウルッとくるかと思ったがそれもなく、本当に何事も起こらない…と思いきや、初対峙の2013年10月3日のシーンで、失意の三葉を見ているときに「ああ、二人の尊さが…」と思った瞬間、涙腺が緩み始める。ここでのスタートは意外といえば意外だった。
代わりにカタワレ時はそれほどでもなく推移。だが、今回は、ペンが落ちてからがすごかった。久しぶりの何度目になるかわからないが、自我崩壊。独演会も涙塗れのはずである。代わりに三葉の決然とした表情はしっかりとこの目に焼き付いた。あのシーンがあるからこそ、彼女たちは歴史を紡げる…あえなくなるというバッドエンド軸は回避されたといえるのだ。
ラストシーン。今回は、号泣せずに歌えた。そう。二人が出会え、分かちがたいムスビを作れるからこそ、ハッピーエンドだし、そこに対して私も感動ではなく現実として受け止めることができたのだと思う。
エンドロールがおさまって拍手の一つでも出るか、と思ったが、さすがにそれはなし。ただ、帰る間際に、ラスト一冊になっているパンフレットが不憫に思い、45回鑑賞目にして初めて購入するに至る。
私にとってはおそらくスクリーンで見る最後の君縄。思い出深さもひとしおである。