多趣味・マツキヨの落書き帳

2013年(平成25年/皇紀2673年)1月、タイトル含めて大幅刷新いたしました。 現在、ダイエー店舗訪問記録/映画鑑賞記/即席麺試食記/ラーメン店訪問記がメイン記事となっております。画像/引用/リンク等は、ご随意に。

2018年09月

即席麺試食記(366) 推して知るべし 日清 ラ王 焦がし醤油


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実にレビュー3カ月ぶり。

日清の新商品となれば、ほぼあたりは約束された、そう思っていた。しかし・・・コンセプトやパッケージングとは裏腹のあっけないまでの実食。
「みそでこれなら・・・」。まあ仕方ない。
日を置かずほぼ連チャンに近い形で食する。

「いいところから褒めましょう」。あ、また某俳句の先生の口癖がwwww
山椒を練り込んだ麺というのは、即席麺としては斬新だし、これが味にプラスに寄与するとはなかなか考えづらい。スープの味を焦がす方向にもっていったときに、淡泊すぎる麺ではアンバランスに感じたのだろうか?もちろん、山椒が前面に出張ってくるのではなく、隠し味的な作用にとどまっている。
醤油バージョンの具材も、それほど悪くは感じない。ほぼこの製品のために仕立てられたといってもいい肉そぼろは、味噌でも感じられたが、いい味付けになっている。ねぎ系の量も必要十分。

だが・・・
やはり、マー油でなんかすべて誤魔化されているように感じてしまう。焦がした、という感じが全く見掛けられない。苦みであるとか香ばしさであるとか。大袈裟なくらいの表現があってしかるべきなのに、どこかおとなしいし上品なのだ。
確かにラ王ブランドなので、思いっきり振り切ることをしなかったのだろうと思う。だが、それでは思いがストレートには伝わらない。「焦がしたら、うまかった」のに焦がしていないと感じられる、なんちゃってぶり。それでも、その部分に目をつぶれば、平均点くらいは十分ある。
そこが日清の日清たるゆえんだが、もう一回、とまでに手は伸びない。

 購入店 関西スーパー 大開店
 麺    8.0/10   スープ   6.5/10    具材  8.0/10    総合計 22.5/30
 価格補正  なし     合計   22.5/30     格付け   B(振り切れていてほしかった)

即席麺試食記(365) なんなんだよ、これ? 日清ラ王 焦がし味噌味


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スポンサードしている選手の大活躍は、読みで一字違いであり、今年の流行語大賞も狙える一角にあるフレーズを使ってCMに早くもフィードバックするなど、さすが、世界の日清だ、と我々即席めん愛好家も胸を張れる。
→これがそのCM。

錦織の時も、いろいろと応援製品を出したりしたものだが、今回の祝賀関係の製品は、どうあってもゲットしたいと思っている。

とここまではプラスのネタだったのだが…
この製品に少しだけ物申したい気分になっている。


さっそくレビューに行くのだが、「焦がしてない」のである。焦げた感じの黒っぽいマー油で色付けをしただけであり、味噌が焦げて、苦みというかむせかえるような複雑な味というものを全く感じられなかったのである。確かに「焦がしたら、うまかった」はわかるのだが、実際には焦がしていない。焦がしていないことは百歩譲るにしても、味噌味のスープのじつに平板ですんなりと流れてしまう調味具合。
マー油が入って色目的には焦げているように見えるが、結局焦がしているわけでもないので効果もいまいち。ぎりぎり肉そぼろあたりは味のつき具合がよかったのでなんとか食べること自体はできる。

看板に偽りあり…「いやいや、焦がしてますって」と言われても、それならば風味がほとんど感じられないのはどういうわけか?焦げた苦みがあってもよさそうなのにそれもないのはなぜか?突っ込みどころは満載である。
製品として間違いなく失敗の部類に入るラ王系。コンセプトは面白かったが、味が付いてきていないのでは、どうにもならない。まあ、麺に練り込んだ山椒であるとか少しこだわって作ったところは評価する。

 購入店 関西スーパー 大開店
 麺    8.0/10   スープ   6.5/10    具材  8.0/10    総合計 22.5/30
 価格補正  なし     合計   22.5/30     格付け   B(これはハズレと言い切れる)

2018.9.28 こんなに泣けるものか・・・ 若おかみは小学生! 2回目鑑賞記

この作品・・・若おかみは小学生!の傑作度は、「君の名は。」「きみの声をとどけたい」クラスのレベルの高さを実感する。
おっこに降りかかる災難は、見た目の傷はなくても、心に大きな傷を負わせる。11トントラックを見て過呼吸になる。PTSDの症状であり、それをきっちりとわからせる描写にも手を抜かないところがすごかった。
そして何といっても、加害者と生き残った被害者が対峙するあの場面。このシークエンスが我々に言いようのない現実を突きつけるとともに、それに向き合わないといけない両者の心情が浮き彫りになる。

言わずもがな、でこの段階で私の顔面は涙まみれである。おっこの立場、ドライバーの立場。どちらにもなる可能性がある今の私達。「いられない」という加害者に「被害者であることよりもおもてなし」を優先するおっこ。なにより、男の子のこねる駄々が、本質を見抜いているとわかって、声にこそ出さなかったが大号泣に至ってしまうのだ。

おっこが見る両親の幻影、夢。突然失ったものの存在は、「なんだ、生きてるじゃん」と思わせてしまうほど、いなくなった風には感じられない。だから、我々にも、彼女がどうしてそう思いこんでしまうのか、を丁寧に書いてくれている。寝室で、供えたプリンで、ドライブで、そして加害者との対峙の場面で。二人がおっこに対して残せなかったメッセージがあふれてくる。そこに感動してしまうのである。

当初はお仕事ムービー的だと思っていたし、事故で両親を失うことと、加害者との対峙は最初結びつかなかった。だが、この一大舞台装置ができ、成長と同時に見えなくなっていく幽霊たちとの別れをもまとめて書こうとした。おっこにとっての友人的なウリ坊と美陽までいなくなる。独りぼっちにいたたまれなくなるおっこに寄り添うグローリー。派手目に見えて、いい押さえキャラになっている。

2回目は、午前回/朝一。しかし、時間帯の影響もあってわずか4人。当方が最高齢、と胸を張ったのに、70代女性ソロの登場でその座を奪われる。男3人/女一人、平均年齢は40代後半となった。
こんな名作の入らなさぶり。たしかに「君の名は。」的な爽快感や疾走感はないし、「キミコエ」のような、大団円ともいい難い。おっこは、両親の死を抱えつつ、これからを生きないといけない。でも、最後に踊る御神楽の楽しそうな彼女と、ライバル関係にある真月との関係を示唆するラストの"花の雨"で、これからの花の湯温泉に、「春の屋」に、そしておっこに幸多かれと思わせる抜群の〆になっている。

昨年「もっと評価されるべきアニメ映画」に2位以下をダントツに引き離したのが「きみの声をとどけたい」だった。同じランキングが今年もあるのなら、当方はこの作品をズバリ上げることにする。子供向けと思わせておいて、全世代に刺さる作劇の妙。単に泣けるだけでなく、そこに散らばる思いをすべてまとめてくれている。
またしても、興行成績のせいで埋もれる作品が生まれてしまいそうである。
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