多趣味・マツキヨの落書き帳

2013年(平成25年/皇紀2673年)1月、タイトル含めて大幅刷新いたしました。 現在、ダイエー店舗訪問記録/映画鑑賞記/即席麺試食記/ラーメン店訪問記がメイン記事となっております。画像/引用/リンク等は、ご随意に。

2019年07月

「天気の子」徹底解析(プロローグ) 一旦完結! その全容

※2019.12.18 解析がいったん終了したので、すべての順序通りに並べていくことにしました。
尚、全記事、直リンクを張ってあります。

新海誠監督の「天気の子」が2019年7月19日、華麗に公開された。前週公開の「トイ・ストーリー4」とのバッティングもなんのその、一応公開週は興収一位を記録。その後の平日は、しり上がり、という理想的な興行成績にはならず、当方も初週終了時点で、「1000万人越えはあるが、200億は厳しい」と結論付けるに至った。

その最大の障壁は、作品そのものの難解さにある。ストーリーは、いたって平坦で、ボーイ・ミーツ・ガール、ボーイ・サーチズ・ガールな内容。そこに論点はなく、各個人個人の行動原理や、セリフの軽重、なによりも感情の起伏で納得いかない部分が多く出たりもしているからである。
こうした、脳天にストレートに訴えかけない、もやもやっとした作劇を一般の人は嫌う。だから、新海オタクにはばっちりはまっても、本来の主対象層である一般層を取り込むことを否定するような演出に嫌悪感が生まれ、バッドレビューにもつながり、ひいては「見なくても大勢に影響なさそう」と思わされてしまうのである。

当初の見立てでは、「前作越えあるかも」と思っていたのだが、周囲の盛り上がりがもう一つなのである。こういったところにもスポットを当てていきたいと思う。

1.<最大の論点>東京『だけ』が沈んだのか?
2.冒頭、なぜ、帆高はずぶぬれを容認したのか?
3.なぜ、代々木と田端なのか?
4.スポンサーとの関係
5.殴られ続ける帆高は何の象徴なのか?
6.都合のよすぎる「あれ」の二度目の登場
7.高校生に翻弄される警察の無能ぶり
8.陽菜は晴れ女?雨女?
9.「大丈夫」のセリフの持つ意味
10.「ロケハン」の大切さ
11.偽ブランドはなぜ必要だった?

2019.8.4に、現地取材をした結果を踏まえて、論議したい場所や疑問に感じた点はこれだけある。順不同で各々書いていきたい。

2019.7.21 TOHOなんばで映画三昧(3) 天気の子3回目は早くもIMAX 

IMAXの凄さを体感したのは、わずか2週間だけで、その後再上映ももままならない「君の名は。」が最初である。
間もなく公開の「ワイルドスピード」は、今回はシリーズの内容が別もの(スパイアクションじゃねーかwww)になっていることを承知の上でIMAX一本やりで見る予定にしている。
日曜日の劇場は、阿鼻叫喚の地獄絵図になろうとしていた。「天気の子」のみならず、「トイ・ストーリー4」も売りきれ寸前まで入れ込みが発生。つまり、劇場自体がパンクしないまでも、処理能力の限界を感じ取っていた。
当方も嬉々として「売りきれ」証拠写真を撮りまくる。14時のIMAXは当然、通常版も、直近3上映回が売りきれている。
やや前より、右翼に席をとったが、隣には、40代女性が座ってくる。まあ、静かに鑑賞してくれそうで何より。

IMAXの真骨頂が見られるのは、いきなりのタイトルの消失。恐ろしいほどなめらかで、すべてが雨粒のように消えていくのに、ため息しか起こらない。
神宮外苑花火大会のシークエンスは、たださえきれいなのだから、IMAX仕様のそれは、もう感動を通り越して泣けてしまう。もちろん、ヒルズの屋上で夕日を我々も観るのだが……それまでの陰欝でグレーな世界からの転換に私は息をのんだ。
代々木会館での大立ち回りも、埃の一つ一つまで丁寧に書き込まれているのを確認して驚きを隠せない。帆高が天空に舞い上がり、落ちていくシーンもただただ綺麗だった。

そしてラストシーン。高校生になっている陽菜のぱっと華やいだ笑顔に私は胸を射抜かれた。自然と涙がこぼれてくる。「もう大丈夫だよ」。そこには、そう言われて、全然大丈夫じゃなくなっている中年男性がいる。

大音響で迫りくるシーンは、「お願いっ」からのトラック爆発シーン。これはさすがに内容分かっていても腹の底までずしりと伝わってくる。赤系の鮮やかな発色がない分、苦戦するかと思われたが、メリハリはちゃんとつけているからすごい。

今とりあえず、ここまでの3回をかみしめているところである。世の中の解析衆に負けじと当方も下書きをそろそろ始めようと考えている。

2019.7.21 TOHOなんばで映画三昧(2) 天気の子2回目鑑賞記 

初見で概略はわかったものの、行動原理や感情の起伏に若干の腑に落ちなさのあった「天気の子」。
わずか中一日、公開3日目にして早くも2回目鑑賞の運びとなった。
「凪待ち」を終わらせて、フロアーを戻っていくのだが、すでに2番では入場が開始されていた。それならば、あえて出口に戻らずともそのまま入場しちゃえ。
で入ってみるのだが、もうすでに7割強が着席済み。よって完全な観客動向データはとれなかった。
仕方なく場内をブラウジング。明らかにカップルの比率が高い。「君の名は。」も、デートムービーとして成立していたと聞くのだが、隣のカップルが妙に受けがよく、私はそれにほほえましさをたたえつつそのたびごとに「ありがとうございます」といったりしていた。
男女比はとこれまた場内を見ると、女性ペアの数もかなり散見。イーブンとまで盛りたくはないが、男女比は5.5:4.5で男性がやや優位と見た。平均年齢は、10代後半の鑑賞数がかなり伸長したこともあり、20代前半~25歳と設定した。

中一日の2回目。
わからないところや気になったところが多すぎるのだ。この作品を初見で完全に手の内に入れるのは至難の業だろう。
前作「君の名は。」の場合、10回程度見てようやく正確な判断ができるようになり、25回見てもまだ物理的におかしいところを見つけたりするなど、深さでは今までの作品の中でも群を抜く。
だが「天気の子」に今のところ、大きなストーリー上の欠落点は認められない。それはまだ数回しか見ていないから、ではなく、本当に薄いからこそ目立たず、見つからないのだと思っている。

この薄いストーリーを補完するのが、個々人の感情の起伏だったりする。例えば、突然泣き出す須賀。それは、連れ添っていた妻を思い出して流す涙であり、一途な彼の性格がそれだけでわかる。
そしてクライマックス。口噛み酒トリップよろしく、帆高が空に舞う。そして、愛しい陽菜との再会。だが、これは、3年ずれていた前作の出来事ではなく、せいぜい半日程度の別れからの再会という設定になっている。それでも、その前の夜の、ラブシーンこそないが、熱すぎる抱擁が我々をドキッとさせると同時にこんな直接的な表現をこの場面で持ってきたのだった。

それでも、グランドエスケープが、2年半たった再会のバックに流れる「大丈夫」が感情をさらに高みに掻き立てる。彼らは「それ」を選んだのだ、と。

2回目を見て、帆高の陽菜を思う気持ちがダイレクトに入ってくる。そして確信する。

  「やはり名作だった」

と。
真っすぐすぎる帆高を応援したくなる。彼には陽菜しかいないのだと知る。それは、単に二人が似たものどおしで引き寄せあったからに他ならない。
「よりあつまって形を作り、捻れて絡まって、時には戻って途切れ、また繋がり。それがムスビ、それが時間」。
神職一族の祖母のセリフがリフレインする。二人は初対面から結ばれるべくして結ばれたのだった。

さあ、ここまで理解出来たところでランキングだ。
「劇場版FF14」を越えているか、と言ったら、それはない。すでに書いてある通り、ストーリー面でかなり薄く、結果感動したり号泣できているのは、歌詞にそれらを動かされているところが大きい。よって「君の名は。」越えもない。7月からの下半期では確かに堂々の一位だが、今後出てくる作品に持っていかれる可能性は非常に高い。
とりあえず、2回見れた。ほぼ手の内に入ったところで、IMAX版に挑戦。どんな感情が発露するのか?

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