多趣味・マツキヨの落書き帳

2013年(平成25年/皇紀2673年)1月、タイトル含めて大幅刷新いたしました。 現在、ダイエー店舗訪問記録/映画鑑賞記/即席麺試食記/ラーメン店訪問記がメイン記事となっております。画像/引用/リンク等は、ご随意に。

2019年10月

2019.10.20 節目の20回目 「天気の子」鑑賞記

ほぼ当方の興行予想通りに収斂しそうな「天気の子」。
「動員1000万越えは達成できても、150億までは無理」が当初のスタンスだったのだが、まさにこの結末に落ち着きそうである。
そして現実的に、当方近隣のシネコンでは、よくて2回/朝イチのみとかに格下げにしている劇場が多く見られている。
そうなってくると、当方がいくら積みたい、と願っていても、叶わなくなってくる。恐らく「観たい」という時間帯で見られるのは、この日曜日が最後だろうと考えている。

そう思って再びOSシネマズ神戸ハーバーランドに。
朝イチからの2連続も視野に入っていたが、給料日前ということで昼回のみにした。
しかし、この選択は功を奏した。104席箱ながら、これまでと違う客層分布を示したのだった。
ソロ男性が意外に少なく、そもそも単独鑑賞者は数えるほど。代わって台頭してきたのが「家族連れ」、それも10歳前後のお子様を引き連れてやってくる30代前半の夫婦や、二人の子供を連れた父親など、10組近くに及んだ。
もっと驚いたのは完全に小学生の男児ペアが座ってきたこと。今までの鑑賞記録でもこの属性は初めてである。おそらく友達どおし/鑑賞した一人が引き連れて座らせたのだろうが、びっくりすることしきりである。男女比はほぼイーブン、お子様層の比率が高く、高年齢層鑑賞もそれほどでもなかったので平均は30代前半にまで急伸する。まさか、プリキュアを見損ねた客層を拾ったとは思えないのだが、特筆すべき鑑賞回となった。

そして別の意味でも特筆すべき鑑賞回になったのは、隣に座ってきた10代後半の女性ペアのマナーのなさに辟易したことにある。スマホはつけっぱなし(マナーになっていて鳴動はしなかったが)、突っ込み入れ放題。今までの100回近い全映画鑑賞記録の中でも、一番隣りに恵まれなかった鑑賞回であった。とはいえ、「それならば」とこちらも自分の殻に閉じこもって鑑賞する。

花火大会でじっとり頬を濡らし、グランドエスケープの帆高のセリフに射抜かれ、ラストシーンで号泣する。もはやセリフも空で言えるレベルになりつつあるのだが、この作品が突きつけた恋愛観・世界観は、まさに新海節そのものだったといっていいい。
20回見るまでに3か月。ほぼすべてのバージョン違いを網羅して、あとは静かに見送るときを待つのみ。
いよいよ、終焉の二文字が現実のものになってきた。

2019.10.14 TOHOサービスデー大はしご大会(3) 〆はやはりコレ 天気の子MX4D鑑賞記

4DXは「天気の子」が初めてだったが、MX4Dは「ガルパン最終章」に譲った感がある。
それは、「4DXはすごかった。ではMX4Dは?」という一種の疑問形が頭をよぎったからである。
ちなみにWikipediaで見ると、4DXは韓国起源、MX4Dはアメリカの技術のようである。メインで上映しているのが、MX4DはTOHO系でしか見ないし、4DXはほかのチェーンシネコンでしか見掛けない。
一応違いを分かるサイトを発見。でも、文で書かれても実際はかなり違って見える。

フォーマットはどちらもよく似ているのだろう。エフェクトのタイミング(稼働させるためのタイムラグとかがあるので、ぴったりに合わせるためには、コンマ何秒か先行して信号を出しているはず)で席が動く/風が吹く/飛沫が出る とかを制御していると思われる。だからそんなに大差ないと思っていた。

19回目に当たる今回。満席になりはしないかとひやひやものだったが、朝イチの段階で座席を押さえる。もちろんA列である。場内はほぼ満席。私の左隣も埋まってくるかと思ったが、埋まらず推移した。ちなみに右には20代女性ペアが鎮座。初見組ではなさそうだったが、どこまでの猛者かまでは確認できなかった。

「彼女は鳥居をくぐった」まではほぼ何の音さたもなし。ここで座席は動くんだが、のべつ風が当たっていた4DXとは違い、シュバッと吹きかけられて終わりである。「え、ええーーー」。あんな短期間しか風を受けるというのがどだい無理だし、連続技もない。本当に「風吹いた」という信号一回だけで終わってしまったのだ。

こうなってくると、その「シュバッ」音が耳についてくる。巨大なファンの騒音は確かに止まるまでのタイムラグが出てくるから少し短めにならざるを得ないかもだが、一体感は全くない。雨の表現も、細かい霧吹き状態であり、量も全然不満足である。
だが、座席関係の動きはほぼ及第点である。殴られる描写の多い帆高だけに、そういった「どつく」動きもしてくれている。

濡れ/風には不満たらたらの当方だったが、光の演出は、MX4Dの持つ、発光LEDの色の多彩さが補ってくれる。そう。それは花火大会の絢爛ぶりだった。いま総括しても、結局この部分くらいしかMX4Dが優れているところってなかったように感じる。
グランドエスケープ。今や私の号泣ポイントだ。二人が再会する。空から二人が降下していく。何の防具もなく、恐らく肉体はすでに着地していて、精神だけが浮遊している状態。「青空よりも、オレは陽菜がいい」。こんなパワーワードがほかの作品で聞けるのか、どうか……
ラストシーン。久しぶりに号泣することになった「大丈夫」。尊い、高校生になった陽菜。あのぱっと華やぎ、即座にくしゃくしゃになる笑顔。たった数秒の感情の勃興をここまで表現できるのだから、感動しないわけがないのだ。もう止まらない。

確かに濡れなかったし、一体感は薄かった。MX4Dの良さと欠点は4DXが持つ良さと欠点と相反するものかもしれない(座席単位のMX4Dに対し、箱そのものを演出する4DX)。だが、それもこれも、見比べたからわかること。やっぱり実際に体験しないとわからないことが多いと改めて思った。

2019.10.14 TOHOサービスデー大はしご大会(2) あたり!! 「空の青さを知る人よ」 鑑賞記

ガルパンMX4Dからしばらく時間が空く。一旦ロビーに退出する。
場内はますます混雑の度合いを高めていく。3連休+サービスデーのダブルコンポが決まるとTOHO系はあっという間に修羅場と化す。場内では、声をからしながら「ネット予約者はVIT端末へ」と案内する女性係員も。

当方は興行成績の朝イチ分を投稿終えて、「空の青さを知る人よ」上映の7番スクリーンに向かう。
だが、ここで眼にしたのは、明らかに偏重した男女比と、圧倒的な男性ソロの比率である。先ほどのガルパンでは、あろうことか、60代後半と思しき男性ソロがいて度肝を抜かれたが、そこまで高年齢層はやっては来てないとみてとれた。だが、40代50代の壮年齢層はかなりの比率でやってくるし、その大半がソロなのだ。ペアは20〜30代が大半、カップルも40代以降は数えるほどだった。平均年齢は、そう言ったわけで40代後半に設定。平均年齢を下げる家族連れもそれほど多くなく、結果的に高止まり。男女比は3:1で圧倒的に男性優位。

すでに予告で嫌ほど見ているあかねとあおい、そして慎之介としんの。一番の疑問点は、しんのの登場に至る部分の描写だった。ベースで天下を取ることを夢見るあおいの前に現れる、13年前の慎之介=しんの。当然高校生であり、あおいとほぼ同い年。この二人がひかれあわないわけがない。
だが、結界によってお堂からは出られないしんの。しかも、想い人であったあかねの目にも見えていないことがわかる。こうしてしんのとあおいはひかれあっていくことになる。
だが、慎之介の方はというと、あかねを受け入れられないでいる。この二人のまどろっこしさは少しいらいらしてしまったのだが、今や30代という一番中途半端な世代が抱える未来への希望や不安というものをきっちり描いてくれている。

ギターの弦がはじけるのと同時に結界を破るしんの。ここからはまさしくファンタジーである。強引なのは承知の上、でもこうしないとまとまらないっといわんばかりのまとめ方であった。
最後、慎之介としんのとあかねが同乗する車の中。そして、敢えて乗らなかったあおい。あおいは、もうしんのが消えることを悟っていたのだろう。その心根にも感動する。

採点は95点である。
「ええ、絶賛してない?」と思われがちだが、やっぱりラストはしっかりと大団円で締めてほしかった(もちろん、エンドロール中にあかねと慎之介が結ばれる場面はあるのだが、止め画で書かれても感動の度合いが薄くなる)。コンサートの成否もよくわからないし、途中で絡んできた同級生の去就も気になる。
案外材料をほっぼらかしていることがわかってしまうのだ。だが、「そこに行けば どんな夢も 叶うというよ」の「そこ」を東京に当てはめたガンダーラの選曲には度肝を抜かれた。本来は「ガンダーラ=辺境の地=田舎」であり、田舎=秩父を題材にしている本作にしてみれば、東京に出れば夢がかなう、とは真逆の立場をとって、妹に縛られつつも恋までは捨てていなかったあかねの健気さに胸を締め付けられるのだ。
13年の歳月は人を成長もさせ、そして停滞もさせた。熱愛でないからこそ、ジンワリと心が温まる。彼らの結末は一種予定されたものだったかもだが、そこに至る周りの尽力が熱いのだ(同級生が仕掛け役なのはあおいのせいで見えにくくなっていたのは練られていてよかった)。

秩父三部作の最後をかざる、大人の恋愛、そしてかなわぬ初恋。二つの恋模様のコントラストは全く難しくなく見られたことも大きかった。
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