多趣味・マツキヨの落書き帳

2013年(平成25年/皇紀2673年)1月、タイトル含めて大幅刷新いたしました。 現在、ダイエー店舗訪問記録/映画鑑賞記/即席麺試食記/ラーメン店訪問記がメイン記事となっております。画像/引用/リンク等は、ご随意に。

2020年02月

映画鑑賞ランキング 2020.2.11 暫定版

2019.12.1から今日までで、25スクリーン、20タイトルを見ていることになる当方なのだが、早くもランキングを作るべきタイミングが来たと思ってさっそく記事立てすることにした。

20位  男はつらいよ お帰り寅さん
19位  ひつじのショーン UFOフィーバー! 
18位  グリンゴ 最強の悪運男
17位  嘘八百 京町ロワイヤル
16位  ラストレター
15位  カツベン!
14位  屍人荘の殺人
13位  劇場版新幹線変形ロボシンカリオン 神速のALFA−X
12位  決算!忠臣蔵
11位  リチャードジュエル
10位  ジョジョ・ラビット
 9位  ヒックとドラゴン 聖地への冒険
 8位  記憶屋
 7位  映画すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ
 6位  ぼくらの7日間戦争
 5位  羅小黒戦記 
 4位  フォードvsフェラーリ
 3位  天気の子
 2位  この世界の(さらにいくつもの)片隅に
 1位  前田建設ファンタジー営業部

天気の子が一位ではない?! に驚かれた方も多かろう。
実際、この中では唯一の旧作(グリンゴの初出は2018年らしい)。大感動をもたらした「すみっコぐらし」もベスト5位すらおぼつかないという大混戦。その立役者は言わずもがな、「前田建設ファンタジー営業部」の恐ろしく映画的手法によらない、漫画的な手法ががっちりつかんでくれたからだと思う。
見て外れだったと認定できるのは、下位3タイトル。特に寅さんは、もういろいろな意味でがっかり感が半端なかった。
去年の今頃は「雪の華」みたいな、トンデモ作品もあったので、予告での取捨選択を間違わないようにしないといけないのだが……グリンゴははっきり言って予告詐欺の部類に入るだろう。
洋画トップの「フォードvsフェラーリ」は、逆に予告から名作臭を感じ取れなかったのだが、これは見れてよかった部類の作品だった。

2020.2.9 サブタイトルには疑問が 「グリンゴ」鑑賞記

「前田建設ファンタジー営業部」をかけた同じスクリーンで見る「グリンゴ」。
だが、鑑賞に至ったのは、20人にも満たない閑散ぶり。その大半が男性であり、平均年齢は40代後半。黒人男性が様々な仕打ちに逢いながら、どうやって人生大逆転を成し遂げるのか、が焦点だった。

さて、いきなりの採点である。
ツイッターファーストインプレッションは92点としたが、この視点−−サブタイトルの是非−−が勃興したことにより、一気に87点と急落することとなった。

「グリンゴ」というのは、スペイン語の「よそ者」、特にアメリカ系の白人に対して使われることが多いとされる。ただ、このタイトルを見て、主役がナイジェリア系黒人(劇中の本人談)なのにグリンゴを使っていることに少し違和感を感じた人もいたんではなかろうか?
もちろん、物語の端々に、グリンゴという単語はちょくちょく出てくる。それでも、彼が「最強の悪運男」とはどうしても見て取れないのだ。
だいたい、妻は友人であるはずの社長に寝取られ、挙句離婚を切り出される。会社買収に伴ってクビも同然の待遇。担当しているメキシコの工場は麻薬カルテルと手を結んで違法麻薬製造に手を染める。八方ふさがりだったのだ。
だが、ひょんなことから攻撃材料を見つけた主人公は反撃に打って出るのだが……ここに旅行客を装ってヤクを密輸しようとする二人連れや、宿を経営する兄弟、主人公を救出すべく雇われた社長の弟であり傭兵上がりの達人、そして麻薬組織が入り乱れての大混戦となるのである。

確かに、様々な支線をたどっていたいろいろな人たちが、メキシコの製薬会社工場にタイミングを同じくして一堂に会するという奇跡がそこに謳われるわけだが、「そんな奴おらへんやろう」と突っ込みたくなってしまうのだ。
マフィアと警察の銃撃戦も、映画だからと言ってしまえばそれまでだが、果たしてそういう展開になるのか、というところが正直わかりにくい。
ところどころに胸糞シーンやあっと驚くシーンも結構ある。マフィアのボスにしてみれば、自分に対してイエスマンでない奴など虫けら同然の命という見方をしているところは、恐ろしささえ覚える。主人公にしたところで、「最強」という割には、注射を怖がったり、まともに帰れるのに逃げようとしたり。彼がメキシコに行ってからの動きがどうにもしっくりこないのだ。
最終的には、彼のお手柄になる、麻薬カルテルの壊滅や違法薬物製造の罪に問われた社長などはまさにいい気味だ、ということになるのだが、一番狡猾だったのはシャリーズセロン演じる副社長だったということになるか……
それでも、新しい名前を手に入れて、海辺で小さなバーを開いた主人公が最後に見せた微笑で、救われた気持ちになれた。
悪事に手を染めて金持ちになるか、貧乏だけどつつましく正直に過ごすべきか?人生にとっての大テーマをいまさらながら問うている映画でもあった。

2020.2.9 本年暫定一位作品だ! 前田建設ファンタジー営業部 鑑賞記

とにかくすごかった、というのが第一印象だった。それくらいあらゆる感情を持っていかれた作品といわざるを得ない。
そんな感想から鑑賞記を始めたくなるとは!とにかく見てない人は一刻も早く見るべきである。

これだけで鑑賞記を終えてもいいのだが、それでは伝わっているとはいいがたい。というわけでいろいろと紐解いていきたい。
2/9の鑑賞するべき作品として、「サヨナラまでの30分」「37セカンド」あたりも候補に入っていたのだが、ブルク7で本作と「グリンゴ」が2本立てで見れるとなって、その選択をする。
10:40に到着して購入。だが、埋まり具合が7割強あり、○表記(◎→○→△→×で売れ行きがわかるシステムだ)。いい時間帯だったこともあるが、よく埋まったといいたい。
劇場の中は、老若男女ごったまぜの雰囲気がつかめるものの、構成比はやや男性寄りと見て取れた。平均は40代前半。

実は、ほとんどの映画の場合、登場人物や企業はぼかしてあるのが通例である。いわゆる「この映画はフィクションであり……」のあのくだりである。
このストーリーは、実際の「前田建設工業」(1824)に「今現在も存在する」ファンタジー営業部の、第一ミッションがどのように立案され、それに関わった人たちがどう変化していったのか、を赤裸々に書いている。
第一ミッションのお題からしてびっくりである。マジンガーZのオープニングでさっそうと登場するマジンガーの格納庫と、それに付随する装置一式を実際に作ったら、ということをまさにクソ真面目に取り組むというのだから突拍子もない。
初めは乗り気でなかった課員たちが、時間が経つにつれて次々と覚醒し、製作に没頭することになっていく過程は、見るものをきっちりと引き込んでくれた。特に、当初は邪険にしていた周りの人たちが好意的な態度に変化するばかりか、助け舟を次々に繰り出していくのだ。
当時のマジンガーZの設定や喜撰なところにもフォローが入っていたり、設計も何もかも終わったと思った瞬間、スライドさせて、プールからではない別の場所から地面を突き破って出てくるシーンがあったことなど、細かいネタも随所に放り込みながら、前に進むだけのことしかやっていないようにも見える。
だが、高杉真宙と六角精児のダム見学のシーンは、私がおかしいのか知らないけど、ほろっと来てしまった。六角がノスタルジー的なことを言い、そしてダムの前田だけではもう生き残れない、ということを言っただけだったのだが、心にきれいに突き刺さってくれたのだ。
後半の難題になりふり構わず他業種を巻き込む営業部。しかし手を上げたところがなんと3社、しかも関係会社である前田製作所(6281)だけでなく、栗本鐵工所(5602)、日立造船(7004)までもがデフォルメなしで実際の社名を引っ提げて登場したことだ。日本の物作りにかける情熱というものを受け止めてきっちり図面にまで落としこむ凄さ。17年前の気概がすべてのメーカーに残っていることを信じたい。

得点は96点!! 見事本年のトップに今のところ着くことに成功する。
ただ単なるお仕事ムービーとは違うアツさが随所にちりばめられているのが特徴だ。5人の課員のリーダーであるおぎやはぎの小木、二番手的な上地、オタクながらとりまとめ役に徹する本多力、やる気ほぼゼロの女性課員・岸井ゆきの、そして高杉。プレゼンの度に声が大きくなっていくさまは本気度が伝わるいい演出になっていたと思う。
映画のアウトラインが発表されて、ほぼあたりを見出せたのは、「ペンギン・ハイウェイ」など、ここ最近の名作を生み出している上田誠氏が脚本、「賭ケグルイ」の英勉氏が監督という部分も大きい。
とにかく手の入れ方が半端ない。オープニングはまるでヒーローの名乗りがあったら、勘違いしちゃうんじゃないかといえる大仰な登場ぶりで観客をがっちりつかむ。その後の小木のハイテンション、それにつられていく課員たちがコミカルでよかった。
YAHOO!評も絶賛しているものが多勢を占める。これは、本当に映画になって、よかった題材だと思うし、それをヒット(鑑賞)できた私の目は間違ってなかったといえる。
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