遂に日経平均が8000円を大きく割り込み、2003年に付けた7603円という直近の最安値にあとわずかのところまで売り込まれた。

 さて、日本もリセッション入りか、といわれているわけですが、そもそも庶民的には景気浮上は実感として感じていなかったはずで、今まで浮かれていた一部の富裕層だけの影響が今後ジワリと効いてくる筈です。
 麻生内閣のとる景気対策案も、対処療法的でもうひとつです。住宅ローン控除にしても、「購入」が原則であり、売れなくなっている住宅市況を好転させることは困難でしょう。そもそも財源を消費税率のアップに求めるとも言われており、本末転倒です。
 さて株価/円対策という、一番の景気浮揚策に、政府は二の足です。このブログを執筆中に円相場はなんと93円台に突入。ユーロ相場も118円台と、ありえないユーロ安になってます。これだけ円が強くなることは悪いことばかりではないのですが、正直、ドル/ユーロが極端に弱くなったための独歩高でもあり、今以上の下支えがないと、ドル建てで回っている世界経済がさらなる混乱に陥る可能性も出てこないとも限りません。
 底が見えない株式市場。週明けはおそらく7603円という当面の指標をすんなり割り込むことは必至と見られ(すでに日経平均先物期近08/12切は10/24日午後5時半時点で7300円台をつけている)、売りが売りを呼ぶ最悪の結末を見そうである。