最近、マスコミの先走り報道・・・いわゆる「飛ばし」が問題視されている。
日銀総裁の黒田氏内定などがその好例。確かに「火のないところに煙は立たない」のは事実だが、裏打ちが必要なはずの情報が漏れでるというのは、いささか問題でもある。
当方のブログ記事「予想できることではありますが・・・」では、実際、一次情報としてのダイエー本社の見解を漏らしてしまったことから、訂正、というより、「ヤッパリ憶測だわww」的な文言を追加するにいたって、半ば胸をなでおろしていた。

ところが、27日中に発表された両者間の会見は、あの記事そのままの内容であり、裏で交わされていた密約が、どこぞの誰かによってリークさせられたとしか考えられないほど、一致を見ているのである。

しれっと「そんなことはございません」と否定していた本社の見解はなんだったのか・・・。又、これほどの案件がもれ出てしまう体質は、どちらに問題があるのか?イオン傘下に入ることは、マイナス面ばかりではないだろうが、ここまで巨大化してしまっている会社にひとたび事が起こればどうなることか・・・虚業に一時現を抜かしていたダイエーとイオンを比べるのは間違いだとしても、親亀こけたらみなこけた、の例を見知っているだけに、イオンが未来永劫、存続できる企業であると言い切れない部分もある。

確かに会社としてのダイエーには、創業者である中内氏の死去以降、当方も情熱をかけられる部分は減ってしまっている。まして、他人の資本が大幅に入り経営を左右されるのは、ダイエーが昔のままではないことを意味している。ダイエーのイオン化はますます深化することは必至といえ、もう完全に自主独立はなくなったと見ていい。
屋号だけが残るだけの形骸化したダイエー。創業者というカリスマ亡き後の会社がここまで落ちぶれるとは、誰が予想しえたであろうか?