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以前の試食記で、カインズホームが送り出したPBカップめんを評した。
味は感じられず、具は貧弱。麺だけが唯一しっかりしている印象で、ほかは、評価するにあたらないという結論だった。

「あ、そういえば・・・」88円で食べられるカップめんはほかにもある!そう思い立って、イオン系のお店にダッシュ。余り食した記憶のない塩味を見つけたのでそれを食べてみることにする。

一口目。ただしょっぱいだけではなく、いろいろなうまみ成分が溶け出ているスープの奥深さに感動しつつ、色とりどりの具材が目を楽しませてくれる。ただ、何事にもうまくまとまらないのが世の常。麺は噛み応えも余りなく、ここまで腑抜けたようになってしまっているのに逆に驚かされる。
そのマイナス麺(これはうまい表現w)を補っているのは、具材のカラフルさとその量である。アスパラの緑/魚介練り製品の赤/ジャガイモの白という具合に、見た目で食べた気にさせてくれる。スープの役割も見逃せない。

言ってみればこの製品は、「主役はだらしないが脇役の好演技が光る」そんなドラマを見ているかのようだった。方やカインズのそれは「がんばっている主役を周りがぶち壊した」そんな風に見て取れる。
このあたりに大手でPBを作りなれているスーパーと、新興勢力でノウハウの余りないホームセンターとの差が垣間見える。バイイングパワーは比較するまでもなく、勢い、企画する側の意見が通りやすくなるのは大量に買ってくれるほうになる。ロットが大きければ多少なりとも製品コストを上げても量でカバーできる。その差が如実に出ていると感じた。

ここは素直にイオンのPBに軍配を上げておきたいところである。

麺  2.4/5  スープ 2.9/5  具 2.8/5   総合評価 76点