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マルちゃんのほうが通りがいい、東洋水産。実は、外国ではそのまま「Maruchan」がブランド名になっているようである。そのマルちゃんも、正麺ブームがいまだ収まらず、個人的には、いずれ、あの麺を使ったカップめんを早く!と懇願したい心境になっている。
そのマルちゃんのヒットシリーズが「四季物語」である。発売当初は、演歌歌手のジェロを使ってのCM戦略もあって、2010年に発売開始以後、ここまで途切れることなく、4年目のシリーズに突入。当方も発売開始直後には必ずといっていいほど購入している。

らーめん/うどん/焼きそばの3タイプ必ずあるのが四季物語の定番なのだが、今回の試食対象はらーめんである。
春を感じさせる食材として、桜えびを投入。「あさりの旨味が利いた」と文言にある様に、ごちゃごちゃと絡まない、シンプルな塩味仕立てである。
とはいえ、毎年食べているせいもあって、「去年も同じ具材で食べたような」錯覚にとらわれる。味の記憶なんていい加減なものだ、とおもいつつ、食べ進める。

こういう企画ものにありがちなのは、方向性を見失うこと。しかし、製品としてのプラットフォームがしっかりしているからか(4年目に突入、という安定感がなせる業か?)、よほど具材の選定を間違わない限り、ハズレを引くことはない。
今回のらーめん編も、強いてあげれば、「もう少し桜えび入れといてよ」といいたくなる程度で、致命的な味のミスや麺質に注文をつけるということもなく普通に実食出来た。
満足感もほどほどにあり、ただの季節限定/企画ものだけではすまないところはさすがである。

麺  2.7/5  スープ 3.2/5  具 2.6/5   総合評価 81点