三宮駅前店での買い物を終え、インフィオラータ(別記事参照)を見ながら、ようやく気になっているニイハオラーメンの店頭にたどり着く。
看板


階段を上がり2階の店のなかに。見事に客はおらず(まあ4時過ぎなのでいなくても当然か)、ややしょんぼりという印象。
醤油/カタ麺とライスをオーダー。写真に収めて食べ始める。

ニイハオ


想像していたより外れていない、というのが第一印象である。特に麺はもう少しレベルの低い、ニチャニチャする感じを想定していたのだが、小麦の香りも十分に感じられ、歯ごたえもまあまああった。
とはいえ、スープは残念ながら、手数が余り入っている印象はなく、コクも深みもほとんどない平板な感じしかしなかった。具材ももやし/メンマ/チャーシュー/ねぎとオーソドックス・量少なめ。チャーシューは悪くない印象だったが、余りに小さく、一口で終わってしまったのもより一層残念感を醸し出している。
ライスは意外にも、しっかり炊けている/レベルの低い米を使っていない様子で、安物ラーメン店だからと侮るなかれ、という印象を強くした。

確かに安い。専門店なら600円台が今の基準であり、その半額程度で出来るからにはそれなりに削っているところがあるのは当然である。あの味でもつぶれずやっていけるのは、やはり価格の優位度が半端ないからだろう。
ちなみに店主がいたので聞いたのだが、「ニイハオ」は当初280円ラーメンだったので名づけたのだが、小麦粉が上がったときに300円にして、しばらく経っているのだそうだ。当方はずっと280円と思い込み、ここ最近値上げしたのかと勘違いしていた。やはり聞いてみるものである。

麺 2.9/5 スープ 2.2/5 具材 2.4/5 コスパありで加点  総合評価 75点