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雨降り。どこにも出る気がしなくなり、結局カップめんに落ち着いた。
家には常時10個前後のストックがあるのだが、なんか取り立てて食べたい、と思える製品がない。
そんななかで当方が選んだのは「マルちゃん」の赤いきつねである。

定番中の定番。登場(赤いきつね、として)は1978年。一方のどん兵衛は1976年発売開始なので、2年遅れとなるが、当時から武田鉄矢氏をメインキャラクターに据えて、一貫した宣伝効果を狙っていた(当時は一人/現在は榮倉奈々と共演)。
ただ、既に既報の通り、麺に関しては、日清がストレート麺の開発に成功し、勿論どん兵衛にも落とし込んでいる。マルちゃんは、袋麺こそ「正麺」効果で好調だが、カップめんとなるとどうしても後塵を拝する結果になってしまう。良くも悪くも「旧態依然」なのである。

というわけで久しぶりの実食。扁平なうどん様式の麺、だしの風味と塩加減、あげの味付けなどなど、ケチをつけるべきところはどこにもない。勿論、感動できる、とか、感心する、といった評価も出来ようはずがない。

確か購入店は新規オープンしたGC水無瀬店(0759)であり、価格は69円だった。たまぁにこういうときの目玉商品にされてしまうのは、ブランド的にどうなのか、と思うのだが、売り出しだからといってその分どこかをケチっているわけではないのだから、「安く食べられる/シェアが取れる」方が優先されるのだろう。
なかなかどん兵衛の100円の壁は突き抜けないのだが、こうしてたまであっても安売りされてしまうのは2番手メーカーの苦肉の策なのだろうか・・・

麺  2.8/5  スープ 2.8/5  具 2.9/5   総合評価 77点