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当方のラーメン試食記(21)では、この製品の姉妹品でもある、「深いコクのトンコツラーメン」を評し、実際スープのコクはまだ許せるとしても、それと麺との相性がよろしくなく、意外に期待はずれの出来だったと裁定。
 『醤油のほうはどうなのか・・・かなりギトギトしたラベル写真と、麺との相性や、如何に・・・。後日の試食は、期待半分、ハズレ半分の微妙なものになりそうだ。』
 と、同時に購入したこの製品の試食がどう出るのかを危惧するようなしめになっていた。

果たして、その実体は?おっかなびっくり食べてみることにする。
麺は、やはり、醤油ラーメンならではのやや太目の麺。うまミスト仕立てにしているせいもあって、麺にも味が感じられる。一方、スープは、調味油を入れた直後はふんわりとした背油臭が漂い、うまさを感じさせるのだが、口にしてみると、コクとは裏腹にややくどいしつこさが際立ってくる。背油が熱で溶け出す中盤以降は、しつこさしか感じられず、醤油分も負け気味ですらあった。
具材はいつものスーパーカップ醤油とほぼ同一。もう何十年も前からある、「あの」スタイルのチャーシューとは、いい加減決別してもらいたいものだが、そのつもりは毛頭ないのだろうか・・・。

実はコクを形成しているのは、トンコツラーメンにも入っていた、「背油」的な調味油に由来するものではないか、と思っている。という事は、油をプラスしているだけにしか映らず、これでコクを出している、と大見得を切られても、戸惑うばかりである。
ノーマル(定番)のスーパーカップは、基本どの味もハズレはひいた記憶がない。それは既に完成されたものであるから、余計なことはしなくていいようになったからであり、今回の、特別仕様の製品なのにハズレと思ってしまう現状は、「余計な手数を入れて失敗する」典型的な事例になった。
わざわざ「深いコク」とハードルをあげているのに、それが具現化できず、油で逃げる手法。取って付けた様なやっつけ仕事見たく感じたのは当方だけであろうか?


麺  2.6/5  スープ 2.7/5  具 2.4/5   総合評価 75点