<10/1> 確定版を掲載。文章も推敲しました。
テレビ番組のヒット/大コケなどの唯一のバロメーターは「視聴率」でしかない。
「しかない」とは書いたが、これが唯一無二である以上、これが絶対数値として君臨する。
ちなみに、ドラマの場合、2桁行けば御の字、10%後半でヒット、20なんか獲ったりすれば大ヒットなのである。
逆に2桁と1ケタうろうろで「もう一つ」、7/8程度で「コケ」、消費税前後で「大コケ」という評価になる(あっちゃんヲタには申し訳ないが、NHK「あさきゆめみし」はこの「大コケ」の範疇に入る模様。ご愁傷様でした)。

では、「純と愛」と「あまちゃん」の視聴率の変遷を見ながら、論じて行きたい(視聴率数値はwikipediaを参考/wikiの数値はビデオリサーチ社・関東地区によるもの/月−土での瞬間最高視聴率)

純と愛
1/19.8 2/18.6 3/19.4 4/18.0 5/17.5 6/17.3 7/18.4 8/18.1 9/17.3 10/17.8
11/18.1 12/18.3 13/17.4 14/15.4 15/17.4 16/18.3 17/18.4 18/18.0 19/18.8 20/17.9
21/17.2 22/18.6 23/18.4 24/19.2 25/19.0 26/20.2

平均視聴率  17.1%(上記は週間最高のため、表記数値よりガクッと落ちる)

あまちゃん
1/20.1 2/20.6 3/22.0 4/20.9 5/19.5 6/20.4 7/20.8 8/20.2 9/21.6 10/20.5
11/22.2 12/22.0 13/22.6 14/21.0 15/22.1 16/20.6 17/22.2 18/22.8 19/22.4 20/22.9
21/23.9 22/22.8 23/23.1 24/22.6 25/27.0 26/24.1

平均視聴率  20.6%

さて、ここで一部ガクッと落ち込んでいる週が二つの作品どちらにもある(赤字で表記)。「純と愛」は正月を挟んだ週、あまちゃんはゴールデンウィークが重なったときである。

結果的に「梅ちゃん越え」しなかった理由は、前半でちょっぴり苦戦しているところが影響していると思われる。「じぇじぇじぇ」に代表される流行語を生んだとはいえ、この程度の視聴率で終わってしまったのは、ストーリーに没入していた人があまりいなかった変わりに、熱烈なファンがブームを後押ししたというふうに考えられる。

さて、結果が出たわけだが、「純と愛」との差は3.5パーセント。この差は大きいと見るべきかどうかは意見が分かれる。ただ、「梅ちゃん先生」の後を引き継いだのに3.6パーセントも落とした→何とかあまちゃんで引き戻した、と考えるときに、もし梅ちゃん→あまちゃんだったら、この視聴率もどうなっていたか、を想像すると興味深い。

ちなみにあまちゃんによらず、関西の連ドラの視聴率がよくないのは定説。あまちゃんの場合もご他聞にもれず大幅に落としている。関東・東北が舞台/関西芸人ほぼ出ず/笑いの質がくすぐりであり、大笑いに繋がらないと見られにくい傾向あり と、若干アゲインストなテーマだったことが影響していると見る。

まだまだ書きたいことは目白押しだが、視聴率解析は一応ここまで。