ご丁寧に競馬方式で印を打った小生としては、◎▲×ー印圏外となり、大当たり、とまでは行かなかった。
そもそも、大賞と言うからにはひとつ、せめて同着の2個までが許容範囲であり、「4つ」も選ばれた背景がなんとなくは垣間見えるものの(どれかをはずすとブーイングが半端ないほどになった、と予想)、選びすぎ、と言う感は否めない。

4つは選びすぎだろう、と言うことで「ミヤネ屋」が4つの中の一番人気を街頭で探し当てようと言う企画をしていたのだが、意外や意外、「今でしょ」が一番人気となった(ちなみにじぇじえじぇは最下位。やっぱり関西では見られていなかったことを如実に実感させられた/実施したのは関西圏)。

実は、今回の4つ。一番使えるシーンが多いのは「今でしょ」しかない。ポーズも必要になるお・も・て・な・しやシチュエーションが限られる「倍返し」「じぇじえじぇ」は、基本今年を飾ったしブームにもなった。しかし、今年の当初に予備校のCMで最後に登場し、インパクト抜群だった林先生のドヤ顔抜きには語れないし、これら3候補が登場していなかったら、「今でしょ」が大賞を独占している構図は十分目に浮かぶ。

ともあれ、2013年は、流行語の当たり年だったことは事実であり、選考の舞台裏も修羅場が予想されたことだろう。世の中を丸く治めるには、「4つにあげとけば問題ない」となったのは間違いなく、苦渋の選択だったとも推定される。ま、これでまた2013年の終焉に一歩近づいた感がある。