みやげ物店では、またまた香ばしい缶飲料をゲット。もう、このデザイン振りがたまらなくいい!!当方が情報提供している缶飲料収集サイトの一ページを飾るのか、と思うとわくわくして仕方が無い。
→これがその缶。もうね、無駄に労力使いすぎww
スイカチューハイ

で、砂丘にまつわるいろいろな施設も回って時刻は1時過ぎ。そろそろ帰るかと言う事になったのだが、実は、路線バス以外にも、鳥取に帰る手段がもうひとつあるのである。それが「ループ麒麟獅子」号なのである。
バス

路線バスが、生活臭のする場所に停車していくのとは裏腹に、こちらは完全に観光客にポイントを絞ったルート取りをしている。砂丘を出たこのバスは、なんと、鳥取港の水産物直売所の林立している場所を経由して、鳥取駅に帰るのである。
ちなみにいろいろと差があるのは当然。ストレートに路線バスを使うと30分内外で帰れるのだが、この遠回りの分もあって40分弱かかる。一方料金は一乗車300円。路線バスが370円するので、単に戻るだけで、時間も慌てないと言う私がこちらを選択するのは火を見るよりも明らかである(なお、運行会社は日本交通。土日/多客時のみの運行であり、今回はたまたま拾えた、と言うレベルのもの)。

車両はちとくたびれた感のある中型バス。おそらく海沿いのところを走るせいだろうか、さびや腐食が結構来ている。まあ、最後のご奉公で使い倒す分にはもってこいなのだろうか。賀露港近くの「かにっこ館」で大半が下車。乗り込みは1人だけで鳥取駅まで実質数人程度の乗車にとどまった。

鳥取駅2時過ぎ・・・まだ時間はたっぷりある。
実は、今回の鳥取行きの隠れた目的のひとつが、「あのスーパーの成れの果てが見てみたい」と言う部分だった。そう。その昔ダイエーは鳥取店(0246)と、鳥取駅南店(0406)を出店。現在鳥取店の方は建物が存在していないが(そもそも住所も知らない状態)、鳥取駅南店は、ほぼ建物そのままで残っているとwikiなどでも紹介されていた。
もちろん、開店当初の状態そのままで残っているはずも無く、そもそも、図書館になっていたりするなど、大幅に改造されているから、仮に向ったところで面影すらもしのべないかもしれない、と思っていたのだが、まあ、ここまできているのだし、と言うことで、南側を徒歩で移動する。
今現在の用途が「鳥取市役所駅南庁舎」であることは分かっているので、すぐさま発見。おおお!確かにどこと無く元商業施設だったころの風格を感じさせる建物である。
旧0406テン


中には図書館なども入っており、行ってみると、なかなか広く、設備的にも整っている感じがした。元がスーパー=延べ床面積が取れるところが図書館向きと判断されたのだろう。ちなみに深くは探検しなかったが、エレベーターやユーティリティースペースなどは完全に現行の利用目的用にリニューアルしていたと感じられ、はっきり言って面影を感じにくかったことは間違いない。