夜行バスに揺られて、小休止はあったにせよ、実に5時間あまり立ちっぱなし・・・。なんかいろいろ買いたいものもあったと記憶していたのだが、達成感に一気に疲れが出てしまい、まっすぐに電車に乗り込む。と言うより、購入した14箱分の荷物を持ってあっちこっちウロウロできるはずもなかったからである。もう少し早くに終わっていれば久しぶりの競馬実践も視野に入っていたのだが・・・

ともかく家に帰着。しげしげと6品種たちを眺める。たった60gの内容量で500円・・・普通のポテチは、ほぼ同量入って実売100円前後・・・。確かに商品としての成り立ちから何から違うので、価格だけで比較するのは場違いであることは承知の上だが、これでそれほどでもなかったらどうしてくれよう・・・

まずは塩味から。
手に取った感じは、意外に重量感はないものの、一般のポテチにありがちなべとつく感じは一切ない。さあいざ実食。
一言で言い表すならば「クッキーのようなポテトチップス」だといえる。極厚切りのポテトをどうやってあげているのか、は知る由もないのだが、クッキー的であることがジャガイモで実現できるとは思っても見なかった。
だから、味付けとしてのホワイトチョコ仕立ての「イチゴ」であったり、「焦がしミルク」と言う、キャラメルコーティングの製品が成立するのだろう。また、この「焦がしミルク」が絶品である。コーティングのせいもあって、プレーン系の製品とは袋の中身で差は出るが(トータル重量は同じ60gだが、コーティングの重量分、入っている枚数が少ないのだ)、それを相殺して余りあるできである。「トマト」を絶賛したのはおふくろ。田舎出身で野菜にうるさい彼女をうならせたのだから、半端ない完成度だといえる。

購入記を3回に分けてしたためたわけだが、結論を述べさせていただくなら、「これ、輸出しても十分戦えるんじゃね?」というクオリティーの高さを見せつけた格好である。製品に関しては、すべてにおいて、非の打ち所がない。本来ならば、お菓子ごときに5時間近くも並ばないと買えないなどとは、正気の沙汰とは思えないのだが、製品自体がここまでのクオリティー=半端ないものなのだから、それに見合うだけの対価(時間)を支払わないと買えないのも仕方のないところであろう。
私自身は、店員さんに「いつか並ばないでも買える時が来て欲しいものですね」と声はかけてみたのだが、安定供給ができるときに、いかにこの品質を落とさないでやれるのかどうか、は疑問である。鹿児島工場に一番近い大規模消費地・大阪でこの有様である。名古屋・東京と多店舗展開できる素地を作るつもりがあるのかどうか・・・。未来永劫ブームが続くとは思ってもいないはずである。グランカルビーの「次」に期待して終わりにする。