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何年かに一度、リニューアルする「中華三昧」シリーズ。今回で何度目になるかわからないが、そのたびごとに色々と進化を遂げている。
とはいうものの、劣勢に立たされていることは間違いない。サンヨー食品の「頂」、東洋水産の「正麺」、メーカーは日清で確定しているが、ダイエーのPBとて、侮れない品質を誇っている。価格の点でも追い上げられているだけに、よほどのファンでない限りシェアを切り崩されかねない状況でもある。

そんな袋めんの大幅な進化に取り残されまいとしたリニューアルであることは一目瞭然。袋のパッケージングも、今までと違いどんぶりの写真は小ぶりにし、味の文言を大書きにする効能重視の表面にしてある。
というわけで実食に入る。
まず袋を開けて麺をまじまじと見る。確実な進化を感じ取った小生。以前だとやや扁平になっていて、縮れ度もある感じがしていたが、乾燥状態でやや丸みを帯びている現状は、茹で上がりの上質感をほうふつとさせる。

というわけで食べ始める。
想像通りに、麺はグレードアップ。十分に「進化した」と言い切れるものになっている。やや歯ごたえはスポイルされたかな、と思うのだが、滑らかさや麺自体の形状も、今までを凌駕する出来である。
問題はスープである。これも味をリニューアルさせているのだが、とげとげしさやあふれるようなうまみはやや抑え気味にしてある。いい意味ではおとなしく、まろやかに、悪く言えば、単調で面白味のないスープになってしまっていた。ねぎの混入がなくなり、その部分ではややがっかり。

ただ、例えば「頂」のしょうゆ味もそうだったが、スープの味付け傾向に、はっきりとした方向性が見て取れる。それは「華やかさよりもおしとやかさ」である。真っ黒い感じのするものではなく、透き通るようなスープ。変に香りに振らないで、食べた時のうまみを重視する。業界全体にそのような方向性があるかのような製品になっているところは面白く感じた。

実は旧スタイルも在庫として持っている中華三昧。もうすぐ、新旧の味の比較はきっちりできると思っている。

 購入場所 関西スーパー 大開店
 麺  3.8/5  スープ  3.4/5     総合評価 88点

<参考:旧製品のレビュー>
 麺  3.7/5  スープ  3.3/5     総合評価 88点