にほんブログ村

以前安売りのワゴンセールになっていた、この製品。「ソースラーメンって何よ?」と思いつつも、価格につられて購入してみた。

そしてようやく実食。

食べながら、私の中で遠い記憶が呼び起されていた。

それは以前流通センターで仕事をしていた時。80年代当時としては珍しい、中国人の留学生が、カップ焼きそばのお湯を捨てずに、ソースを入れてラーメンのようにして食べていたことを思い出したのである。
「おいしいよ」とか言って食べているその姿に、一度だけチャレンジしたことがあるのだが、薄まってしまったソースというのは、なんとも味気ない。当然スープになった液体は、ずっとソース味のまま。何とも残念な面持ちで食べ終えたのを覚えている。

そう。この製品も、あの時食べた「ラーメン風の焼きそば」と同一の、残念な部分だけが強調されて思い起こされてしまう結果になってしまった。

もちろん、本場のソースラーメンは、もう少し実食に耐えられるものだと考えている。ここまでまずい…基、おいしくないものとは考えていない。
ただ、所詮は「色物」的な扱いであり、仮にB級グルメを目指そうとしているとしても、もう少しひねりなり、喫食に耐えうるものにしないことには、認知もヒットもしないだろうと思う。

非公認キャラを前面に押し出し始めたサンヨー食品。次にスタンバっている「きつねうどんなっしー」も、どう出てくるのか、期待半分、ハズレ半分、の心情が支配している。

購入店 イオン 野田阪神店
麺  2.6/5  スープ 1.9/5  具 2.3/5   総合評価 62点