9月は、ちょっと外食が多めになりそうな予感。それでなくても、ラーメン店探訪は、今年に関して言えばあんまりはかどっていないと実感している。

前回の名古屋市内5店舗訪問では、ラーメン店に立ち寄る時間が取れると高をくくっていたのだが、意外や意外、6時間もあったのにほぼギリギリ一杯というスケジュールになってしまった。
そっち方面の「リベンジ」もあっての今回の名古屋いきだったのだが、金山駅近くにつけ麺の名店らしきものを見つけてしまったから、たまらない。

さっそく門をたたいてみる。
金山総合駅から南口に出て、スクランブル交差点を渡り左手に歩くこと1分少々。でかでかとした、通路にいざなう看板でそのお店はわかった。
カナヤマ01


さっそく入店。券売機での事前購入スタイルのようだが、ここ最近の券売機は、ボタンだらけで、売りたいものがどこにあるのか分かりにくくなっている。ラーメン店専用の、ボタン少な目の券売機を開発してもらいたいところである。
ようやくノーマルのつけ麺を発見。購入するなり、店員に「大盛りはどうしますか」の声。もちろん大盛りにしてもらう。
カウンターには、小さなIHが。これには?となってしまったが、その理由は後で窺い知れた。そうこうするうち、麺とサービスのごはん到着。
カナヤマ02


スープは、これまでの店舗同様、濃い目の出汁に魚粉/同梱されているねぎとざく切りチャーシューで、いたってそのまま。注目の麺なのだが…。前回食べた三田製麺所よりは、やや縮れているのだが、自家製麺でないこともあってか、それほど感動できるといえるものではなかった。まあ、「平均点以上ある」のは間違いないが、もろ手を挙げて賛成、とまではいかないところ。
しかし食べ進めるとスープがぬるくなっていく。「あ、そういうことね!!」そのためのIHだったわけだ。このアイディアは買える。スープ割もセルフ。それほど濃厚とは言えないけれど、いろいろ「自分で」楽しめるところは面白い店舗である。
生卵が無料ということで、卵かけご飯を画策したのだが、肝心のしょうゆがテーブルになく、あえなく断念。ご飯はサービスレベルを超えていなかったので評価対象にはしないでおく。

  麺 3.9/5  スープ 3.7/5 具材 3.2/5  総合評価 86点