日本の映画評の世界では、「異次元」の評価を下されてしまっているあ・の・「アニメーション実写化」ムービー。
ところが、やはり、原作を知らない世代や、地域では、「こういうものなのだ」という具合に受け止められているようで、すでに各国での売り込みは成功。まさかの「続編」の計画まで飛び出している。

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「そんなバカな」と思っていたのだが、日本国内でも、「マーニー」や「剣心」がやや不調な半面、「3Dドラ」につかず離れずの興行をやってのけている。国内の観客動員の面でも、十分及第点が取れそうな勢いである。
シネマトゥディの公開週記録が載っていたので掲載。

実は、ここが、今までの前田氏評価の一けた台映画と違うところである。つまり、映画としての完成度は、彼の見立てとは裏腹に、しっかりできているとみてもよさそうなのである。

かといってもろ手を挙げて賛成とはとても言えないのも事実。キャスティングは百歩譲るとしても、もう少しやりようというか、キャラクターの立て方もあろうというものである。

私自身は、あえて地雷原に足を踏み入れようは思わないし、大ヒットしているとはとても思えないので、「続編?恥の上塗りにならないようにねw」とアドバイスしておきたいところである。それにしても…アニメーションの実写化は、ほんと、原作をよくよく選んでやってもらいたいものである。