朝の連ドラは、「あまちゃん」以降、一気に流れが変わったかのような、好調を連発しまくっている。
ぶっちゃけ、うつ展開・最終話のとんでも演出の「純と愛」で不調をかこっていたのが2年前、とは思えない復調ぶりである。

あま→ごちそうさん→花子、と来たわけだが、今回、当方は、「ちらっ」と見る程度で真剣に、入り込むほど見なかったというのが実際である。
理由は「主役がもう一つ嫌い」であるという、至極ふつーの理由からである。

決して役巧者ではない吉高嬢の起用は、その部分で見る気が失せていたというのが実際である。一種汚れ役で、ここでの配役には疑問符が付く仲間由紀恵の役どころもそうである。
総じて印象の薄かった男性陣も「見させる」ことを遠ざける一因になった。唯一、もも役である、来春の連ドラ主役確定の女優の初々しさと可憐さが特筆できる程度である。

今作も、戦時中の描写ではひともんちゃくあったようである。詳細は避けるが、子供相手の語りをするラジオの出演のくだりは、実際の本人の動きとは異なっていたというのである。まあ、しっかり見てないのでここまでとする。


視聴率は頑張った「花子とアン」。正直、朝の連ドラに客を振り向かせた「あまちゃん」がいい具合に引っ張ってきたのは間違いないと思うのだが、あの作品なかりせば、どうなっていたか…。