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｢チャルメラ｣ブランドも、ここ最近の｢正麺｣や｢頂｣のまえに、シェアを落としつつあると見られる。私自身、明星製品で食べなれているのは、「中華三昧」以外にはなく、カップめんでも同様の状態である。

それでも、価格の面で出物、といえる価格を提示されるとどうしても触手が動いてしまう。｢地雷｣と思いたくないが、とりあえず買って試食してみることにした。

熱湯投入後３分。想像していたことが起こってしまった。
そう。味も、食べ応えも、どこにも感動と言うものが生じなかったのである。
「コク旨しょうゆ｣といっているスープは、かなり前時代的な、昭和の雰囲気を髣髴とさせるもの。もちろん、これはありといえばありだが、斬新さもあってしかるべきだろう。「チャルメラ」を継承しているから、仕方ないのかもしれないが・・・
麺は油揚げ麺で、これまたガッガリ度が半端ない。くちゃくちゃネチャネチャとまでは行かなかったが、レベルは数段落ちる。具材はまだましなほう。と言うより、乾燥ネギ含めて、６種類も入っているのは大盤振る舞い、といってもいいだろう。

あえて｢次｣はないといいたいのだが、意外なほどの具材の多さがむしろ際立ってしまう製品になってしまっている。これでもう少しどこかに注力していたら評価ももっとあがっていたのだろうが、ベースがこれでは、大きく配点することは難しい。

　購入店舗　　ラ・ムー　神戸灘店
　麺　２．６／５　　スープ　２．６／５　　具材　２．８／５　　　総合評価　７１点