ダイエーシンパとして、20数年来企業としてのダイエーも追いつつ、「中の人」であり続けることで(それも正社員ではなく、一従業員として)、付かず離れず過ごしてきた。

しかし、さすがに今回の「浦安駅前店」の事象については、腹に据えかねる、というか、ここまで情報をオープンにしないことがデフォルトになってしまっては、今後の新店開店情報獲得にも支障が出る。
だいたい、グランドオープン前のプレオープンが5日間にわたるスタイルは、ダイエーとしてもそうだろうが、ほかのスーパーでも前例がないとみるべきである。例が違うかもしれないが、パチ屋の処女開店でも4日目からは通常営業である。

まあオープン当日の10/23は、反対派とみられる活動家らしい姿は見られず、その点では、当方としても拍子抜けだった。地元民には周知されている情報だけに、ひともんちゃくを期待していたりしたのだが…。それがなかったということは、「手打ち」が秘密裏に取り交わされ、5日間は「まともに営業するな」といった条項が盛り込まれたのではないか、なんて邪推することしきりである。

とまあ、妄想ばっかり膨らませても仕方ない。お昼休みにとうとう、本社に電凸した。

結果なのだが、おおむねこういうことのようである。

 ・プレオープンを5日とっている理由は教えてもらえず(逃げ口上の「諸般の事情により」を使われた)
 ・昨今のオープン情報の掲載の遅さについても質問したが、「以後努力します」で終了。
 ・当然ここまで開店が遅くなったことについても、「諸般(ry)」できっちり逃げられた

正直言って、「何が起こったのか」をしっかり説明できないようでは、完全に終わったとは言いにくい。土壌汚染問題もさることながら、直近の告発に関する続報が一切ないというあたりが疑念を増す結果になっている。ここまで表に出せる情報が欠乏してしまっては、いらぬ噂を立てられないとも限らない。

もうイオン化が目の前だけに、本社サイドとしてはどうでもよくなってしまっている可能性もある、今回の一件。オープンしたんだからいいじゃないか、という空気が電話口からもうかがいしれたところは残念でもあるし、当方としてはむしろ「真実」を追いかけてしまいたくなる衝動に駆られていたりもする。