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いまだにブログやニュース記事などをにぎわしている健さん(以後、親しみを込めてこう呼ばせていただく)。私自身も、すでにブログにしたためているように、『残念な気持ちにさせられるのと同時に、その人が培ってきたものの大きさに心を奪われることが往々にしてある。』という感情が今でも残っている。
さて、200本以上の映画に出演している健さん。私個人的には、出演作としては仁義なき戦いシリーズより、後年の、脂の乗り切った時期の寡黙な日本男児を演じているそれぞれの作品に心惹かれる部分が多い。
・居酒屋兆治
健さん主演の映画では、1.2を争う当方のフェイバリット。何の変哲もない居酒屋の主人をさせても、絵になってしまうのだから、答えられない。ストーリー?そんなものどっちでもいい、といわせてしまう映画でもある。
・鉄道員
ひなびた終着駅に勤める、定年間近の駅員に訪れる奇跡的な出来事。人間の葛藤とドラマ仕立てがマッチングしている作品は日本映画に臨むべくもないのだが、健さんが主役を張ると、そういった部分も補完してくれる。
・ブラック・レイン
健さんの数少ないハリウッド映画。日本的でないアクションにも、愚痴一つ言わず監督にしたがう健気さ。まさに俳優の鏡である。
・新幹線大爆破
ストイックな爆弾犯もやってのけている。こうやって見てみると、意外と鉄道がらみの作品に出ていることがうかがえる(駅、なんかもありましたしね)。
wikiなどで調べてみればみるほど、感心させられる事柄ばかりである。オフの時に、極寒の撮影現場に顔を出した時の逸話など、彼らしいといえばらしい話もうかがえる。ほぼ事実だと思えるので、こちらも参考にしてみると面白い(リンクはあえて貼りません)。