完全に怒り心頭に発した状態になってしまっている小生がいる。

すでにブログにもしたためているので、ご存じの方も多かろうが、東日本大震災に絡んで、脱原発を言い始めたあたりから、いやぁな空気を感じ取っていた。
そして、2013年。自身の引退作となる、「風立ちぬ」に絡んで投稿したコラムで、こんなことを言い出している。
こちらの記事がそれ。ちなみに、アーカイブ等で残っているかもしれないが、当の本人の文章を読むと、かなり胸糞が悪くなるので要注意である。

そして、当方の「決別宣言」。
http://matsukiyo.blog.jp/archives/51983109.htmlこのことをもって、彼を一アニメーション作家ではなく、一左翼活動家と呼ぶことに決めている(多分に苗字+氏で呼ぶことももうないだろう)。

その活動家氏。腐っても一映像作家である。外国特派員協会(これがまた、マスコミの巣窟=ヒダリマキがウヨウヨ、ならぬサヨサヨwww)での記者会見で言いたい放題を繰り広げたのだ。
ニュースソースはこちら。

だいたいにおいて、政治に首を突っ込むとろくなことがないことぐらい、このくらいの年になったら気が付きそうなものである。もちろん、自発的にあれやこれやと放言しまくっているので確信犯なのは疑いようがない。
彼自身は、国際社会の中での日本の立ち位置を理解せず、9条をはじめとする憲法がある限り戦争に巻き込まれることはない/それを変えようとしているのは愚劣である、という固定観念でしか物事を見ていないという、浅薄ぶりを露呈しているのである。

戦争は、相手がいないとできないことぐらい知っているはずであり、好むと好まざるとにかかわらず、状況が戦争に向かわしめることもあり得る。今の中狂の混乱ぶりは、経済面だけで収まるとはとても思えず、内戦→外向きの戦争に発展する可能性は大きい。つまり、今までは憲法を変えなくてもすんでいた世界情勢だったが、そうも言っていられない、ということがわからない。今の首相を愚劣呼ばわりするあたりに、自身の理論が完璧であるかのように思わせる鼻持ちならない上から理論である。

今まで変えなくてすんでいたのは奇跡的でもあり、また、日本が牙を抜かれたままで居続けて、アメリカにべったりになってしまっている状況に、アメリカもうんざりしているとも考えられる。「もういい加減、おまえらで自立してくれよ(軍事的に)」というメッセージは何度となく官邸に伝えられていることだろう。
その前段階の「集団的自衛権」なわけだが、「グンコクシュギガー。グンカクガー」と言い出すブサヨがわいて出てくるのは当然の帰結。結果的にあぶりだされた格好となってしまった。

辺野古移設は、昨日今日に決まった出来事ではない。むしろ、停滞させてごめんなさい、とっとと工事を推進します、という方向性ではなく、また一からひっくり返そうとする。日米両方に喧嘩を売っている俺カッケー、と本人が思っているかどうかは別にして、本当に左翼脳の人は、前に進ませようとしないのが特技である。
以前にも書いたが、そんな政治的主張を朗々と述べてもらうために、作品を支持したり、劇場に足を運んできたわけではない。「お金返して」とまでは申し出さないが、日本に仇成す行為・言論を弄するのなら、もはやすべての評価は大きく見直さなくてはならない。