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私の中で「どうしても忘れられない店舗」は勤務した店を含めてかなりある。
最初に店に入ったのは今はなき出屋敷店(0407)。大学4回/5年生時に、電機メーカーに勤めるべく、接客を学ぼうと思ったら、配属されたのは今でいうカスタマーサービス課(当時は出納包装課、なんて古めかしい名前が付いてましたけど)・・・要するにレジ担当に配属。ちなみに、当方は、開店の一年あまりをここで勤務し、そのあと、神奈川県民に。
しばらくは新入社員として勤めていたのだが、遊ぶ金欲しさに、土/日/祝日にバイトを画策。当時の支配人と昵懇になったのをきっかけに、レジ担当として復活したのが、ここ、横浜西口店(0239)である。
住んでいた寮とはバス一本で結ばれていたこと、生活圏がほかの社員とかぶらないこと、朝−夕方限定にしたため、繁華街で顔を合わせることもなかったなど、今にして思えば、よく3年近くも顔バレバイトをやって、見つからなかったものだと思っている。

かように、ここは、私の「原点」の場所でもある。東日本大震災の時に休業していたという記事を読んだときは、一瞬、Vの字に崩落してしまった三宮リビング館(0019)の惨状を覚悟していただけに、数か月後に復活という記事に際したときには、嬉しさで満ち溢れていた。

すでに2012年(9月16日/ちなみに、このときは、JRの休日用のフリー切符で回っており、最後まで上弦の月の2代目ロゴで営業していた平塚店(0559)の雄姿をとどめることに成功している)に一度訪問し、生存確認を済ませていたわけで、今回、あえて行くべき店舗にはしていなかった。
だが…やはり、足はお店の方に向かってしまっていた。

横浜西口


あのバイト時代から20年近く。当時を知る人が残っていようはずもなく、普通に買い物を済ませる。だが、再度店を出ようとして振り返ってしまう。心の何かがここに残っているかのように思えてしまっている自分を思って、また、幾人かの印象深い接客を思い出したりして、複雑な心境にとらわれた。

 訪問店舗データ
 店名    横浜西口店     店コード  0239
 購入品  ペット飲料等 計3点     購入金額   256円