関西初出店となる、フードスタイルストア(FSS)に改装したダイエー神戸三宮店(0622)。

今月27日で1か月たつのだが、当方の予想を大きく上回っている模様である(現状、売り上げ推移等の数字は入ってきていない。ただ、「肌で感じた」直感レベルだが、ほぼ買い物は当店ですることが多いので、かなり精度は高いと思っている)。

開店から、当方も、仕事帰りやじっくり訪問を含めて、4度ほど入っているのだが、確かに開店当時と比べて、客層がガラッと変わってしまった雰囲気を感じ取る。
以前にも指摘した、『ブランドイメージ死守のために「買ってくれる人だけを大事にする」「年金生活など、貧乏人には敷居が高くなる」ことが予想される店舗に、今までのような常連が付いてくれるのか、どうか…。』(シリーズ 飲みこまれるダイエー FSS2号店に潜む「一抹の不安」より)は、むしろプラスの方向に向いていたと思わざるを得ない。つまり、「ちまちま/見切りしか買わない顧客」より、「大量/正札で買ってくれる顧客」が増えているという印象である。
かごの中身が濃ければ、当然効率は上がる。売り場面積に比例した物品の陳列が売り上げを創出するのだから、如何に「買わせるか」だけに注力すればいいということになる。それだけ、改装は、凄いパワーを持っている。

私が注目しているのは、やはり、B1である。これだけの売り場に、惣菜が並ぶ姿は一種圧巻でもあるし、特にフライのばら売りのコーナーの展開ぶりは、近隣のスーパーでもないことだと思う。
もちろん、人手をかけている割にあんまりな感じの、手作り風サンドイッチや、ポップコーン(そんなんやっていたのか、というくらい存在感がない…)、B2のオープンキッチン風の各場所などは、果たして、これから「利益」という面で考えた時に、不要や削減という見直しを余儀なくされそうな勢いがある。

レジは混雑することがなくなった模様で、いわゆる応援者の姿はあまり見られなくなっている。来客数が落ち着いたという証左でもあるのだが、レジの台数が1.5倍くらいになっていることを考えると、それなりの人員を確保できているから、待機列が伸びなくて済んでいるようにも感じる。

4度回ってみても、新たな発見がいまだに続いているスーパーというものはなかなかない。つい昨日も寄ってみると(ここは変化の確認だけのつもりだった)、ワインのテイスティングコーナーのラインアップが変わっており、「小売業は変化業」というIYの鈴木敏文氏の言葉を具現化できているあたりに期待が持てる。

9/27の日曜日は、完全休日でもあるので、シルバーウィーク直後の定点観測でもやってみたい。