CMは、実は私の大好物である。
15秒/30秒で言いたいことを内包させつつ、商品名や会社を覚えてもらう手段として、電波を一部拝借して流されるものであり、正直言って、消費社会の象徴という見方も大げさではないと思っている。
そんなCMでも、たまぁに"名作""涙腺崩壊"的なものが現れてくるので始末が悪い。
→へえ、となったのがこれ。いや、これはなかなかホッコリしますぜ。

※筆者追記:アニオタの小生としては、やはり出どころやCV(声の出演)は気になるところ。詳細を明かしてくれるところがありましたので謹んでリンクを張らせていただきます。

そして、当方が気になっていたCMというのがこれである。


巷をにぎわせた「お騒がせな人たち」が教授に扮して、世の中に「おバカ」を振りまく、というものであり、学長はあの!!ビートたけし(北野武ではありませんww念のため)。特に不倫騒動で一種のみそぎも終わったとされる矢口真里の復帰第一作となったといってもいいだけに、注目も集まっていたわけだが、あっという間に打ち切りになってしまった。(ちなみに、当方、スポットでも見ることなく終了しており、今動画サイトで見たのが初めて。しかし、何度見ても、どこに問題があるのか、理解できなかった…)

今回のCM→放送中止については、「なぜ出した」という層と「なぜ止める」という層に二分されてしまっている。放送直後から、「キャスティングが悪い」などと難癖をつけてくる正義ぶった一部のモンスター級のクレーマーの声に屈したという見方が優勢である。
しかし、考えてみればいい。彼女を起用することで、こういう声は予想の範囲内。むしろ「ああ、やっぱり来たわww」くらいの度量の大きさがあってしかるべきだし、そういう覚悟がないのなら、最初から使うべきではなかった。ところが、ここで会社はこのCMを止めるという愚を犯してしまう。それは、矢口氏の来るべき完全復帰への足がかりをも無に帰さしめ、そして「そんなクレーマーごときに屈するなんて」という、CMの根幹を揺るがす事態を招きかねないのである。

あの元フジテレビアナウンサーの長谷川氏もかなりおかんむりである。
blogosより。ていうか、当方と全く同意見で思わず膝を打ってしまった。
もちろん、私は長谷川氏のように、「ダメ会社」とか、「バカ上層部」とまでDisるつもりは毛頭ない。ただあの放射脳作家と同じ匂いを嗅ぎつけてしまうのである。そう!

        『止める(謝る)くらいなら、最初からするな』と。

企画を持ち込んだ広告会社も同罪だが、このCMと、カップヌードルが結びつかないようなブランディングも気に入らない。「面白い」と思って見られるはずが、嫌悪感を抱かれ、受け入れられなくなる事態を引き起こしたわけだから、今回のコンセプトは全くの練り直しを迫られるのは間違いない。味噌が付いたシリーズは短命に終わるのが常であり、このまま立ち消えもあり得なくはない。
堂々と対応できなくなってしまった日清という会社。ここに来て、終わりの始まりのような、不穏な雰囲気を感じ取っている私は、考え過ぎなのだろうか…