とうとう、彼も「ただの人」を選択せざるを得ないところまで追い込まれてしまったようである。
→まあどこでもニュース記事は転がってますが、一応こちらを選択。

とはいうものの、しどろもどろな答弁や、「第三者www」を使った自己正当性の証明など、すべてのことは「時間稼ぎ」に使われたとしか言いようがない。実際、彼の中では「よく戦ったけど刀折れ矢尽きたか」と自画自賛しているのではないかと思う。
そもそも公用車疑惑をはじめとする政治資金の不適切使用/公私混同疑惑に、第三者を使ったとはいうものの、明確に「ごめんなさい」した事実は見られない(一部の返金や、収支報告書の記載訂正はしているだろうが、それも「はいはいや・り・ま・し・た」というレベルであり、真摯に反省している様子はなかった)。
6/13の都議会総務委員会集中審議でも、一種「出来レース」「同じことの繰り返し」的に感じた人も少なくなかったろう。新たな疑惑や舌鋒鋭く迫った議員はほぼなく、そのまま時間が過ぎるだけで本人的にはよかったのかもしれないが、口は禍の元。「リオ五輪まで不信任決議案は出さないで」と"命乞い"する様はまさに往生際の悪さを印象付けた。
遂には子供までだしに使う始末で、とにかく知事の椅子にしがみつくことだけに執着したこの1か月間だったといっていい。

すでに6/1まで在籍していたのでボーナス(400万弱と言われている)も確定し、さらに退職金ももらえるというのである(2200万円ほどだとか。どういう計算方法か知らないが、迷惑をかけてももらえるというのが恐ろしい)。
6/1までに辞めていても、それ以降に辞めていても「辞める」ことは同じ。ならば、一日でも長くその座にとどまりたいと思うのは"さもしさ"からくるのだろうか。それとも自身の出自がなせる業なのか…。

もちろん「リオ五輪での引き継ぎ」という彼にとっての最大の栄誉に、都民ならず、国民は待ったをかけたかったに違いない。その分では、胸をなでおろしている人も多かろうが、「なぜここまで引っ張ったのか」は、やはり謎な部分である。
ここまでのらりくらり交わしたのに急にやめるとなったのは、やはり「百条委員会」を恐れてのことではないかと思う。執着していたリオを諦めさせる効果があったと思いたいが、本当にそれだけか、今後、「辞めたからもういいや」ではなく、都議会には「都知事だった人」の税金の不可解な支出については追及の手を緩めていただきたくない。