当方もあの過激なタイトルで日本中を見事に釣り上げたこのブログ主の発言には、一定の評価はするところである。
→ちなみに現在もブログの内容自体は残っている模様。論説記事がありましたので、それを謹んでリンクさせていただきます。

本来なら一地方自治体の問題が、中央政界をも揺るがす事態につながったわけであり、野党サイドの自作自演であっても、行為自体を責めるべきではない。こういう世論を動かすやり方でしか世の中を変えられない野党側の焦りというものはいやおうなく感じるところではある。

さて「日本死ね」とまで言い募らなければならなかったこのブログ主の怒りというものは、「早く保育所作ってくれ」という言葉で言い替えられるものと考えていたのだが、この一市民の怒りが全く通用しない場所が、それも東京23区内にあるというではないか!!
→杉並区で、保育所建設を認めない地域住民との軋轢が報じられている。こちら

国会前で#保育園落ちたの私だ デモをやったみなさぁん!! 杉並区に大挙押しかけてデモすべきではないでしょうか?何しろ、国会は国の方針を決める場所であり、地方自治体の権限でできることには関われないわけで、一言で言えば「デモする場所がお門違い」なのだ。

地元住民が反対しているというのならなおのこと。「一億総活躍社会」を実現するためにはそういう反対を押しのけてでも、建設推進に向かわなくてはならないわけであり、保育園を落ちたことを安倍政治の失策という風に認めさせたいのなら、杉並区で建設推進の示威行為をしないことには、整合性が取れない。

それとも、あれは一時のパフォーマンス/アベ政治を許さない の一環としてのものであり、本当は、保育園に落ちた事とかはどうでもいい、というのなら、それこそ炎上商法を疑ってしまう。ここで杉並区や、ほかの保育所を建てることに難色を示している自治体に圧力をかけられて、初めてこの発言も、今までの行為も正当性が担保される。




どだい、「アベを攻撃する」のが目的だから、保育所なんか、どうでもいい、ってことですよね、あの時デモをしていたみなさん?
※「賛成運動」の必要性もこの方が述べられていますので、紹介しておきます。