3年に一回の参議院選挙は、ものの見事に野党が惨敗する結果になったとは言うものの、与党も大勝ムードはうかがえない。
締め付けと言うか、引き締めを党内で図っているのがありありとわかる状況であり、「これは本当に何かあるぞ」を予感させる現状である。

さて、落ちた/受かった顔ぶれを何とはなしにブラウジングしているときに、はっと気が付いたことがある。
神奈川選出の真山勇一氏、長野の杉尾 秀哉氏。この2名は、顔と名前も一致する、マスコミ人士。それ以外にも、愛知の伊藤孝恵氏、地方局アナの静岡・平山佐知子氏、同じく福岡の古賀 之士氏、元NHKの片山大介氏(彼のみ、おおさか維新の会)、とまあ、マスコミ関係者の政界進出、それもほぼそろいもそろって民進党から立候補しているというのだから、この事実を知った時、私は一種の「寒気」を催したのである。

思い起こせば、2009年の衆議院選挙。ほぼ死に体状態の当時の自民党にとどめを刺すかのように、連日あーでもない、こーでもないの政権攻撃。漢字読み間違え/カップ麺の値段/ホテルのバー通いまであげつらわれる事態。当時の野党でもあった民主党とタッグを組んだマスコミのぼろくそなまでの叩きっぷりは、嫌悪感すら催すものだった。そう考えると、前の東京都知事の追求なんて、甘い甘い。まあ、これも裏で何らかの取引があるのだろうと察しはつく。

つまり、今のマスコミにいるものたちは、民進党のおかげで天下りと言うか、第二の人生であり、結構うまい飯の食える政治家というレールを引いてもらっているかのようである。政権交代の時に、マスコミの援護射撃が功を奏した、そういう風に考えれば、マスコミからの人材を抱え込むことで論功行賞もしていると考えるのが筋である。

真山氏は元NTV、杉尾氏は元TBS。大なり小なりの差こそあれ、キャスターは左傾化している人が多いように感じる。東京都知事選でも、鳥越俊太郎氏の出馬が確定した模様だが、彼はいっぱしの「ザ・左翼」。もっとも、都道府県数をまともに答えられないキャプチャー画像は今でもお笑い草である。
こちらwwwwそもそも何の根拠の55なんだよって感じ。

真山/杉尾両氏の当選で調べてみたら…の驚愕の事実。民進党こそ、マスコミを使って何かやらかそうとしているのではないか、と勘繰らずにはいられない。