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関西地区では、NTV系の朝の情報番組は、「ZIP!」ではなく「す・またん」である。
Wikipediaより。「す・またん」がフランス語由来であったとは初めて知った…。正確にはクロスネットで放送しており、他のネット局(関テレは、目覚ましの丸投げ/ABCは逆に自社制作を曲げない)とは趣を異にしている。

番組とコラボして作るカップラーメンの出来のほどを確認すべく、購入に至ったわけだが、スーパーカップ系であるのに98円/税込105円の「投げやり」価格。まあこのあたりで「あっっっ(察し)」となるわけだが、単に過剰在庫がもたらしたものかもしれない、と気を取り直していざ実食。

だが、どうにもしっくりこない点がふつふつと湧き上がってくる。
麺は、カドメンで、何とか踏ん張ったところだが、カレーの風味は薄く、後入れの調味油で表現した担々麺的な色合い/味付けも実に中途半端。最後の砦であるあの「溺れ死にそうになった」解説委員のタイトルのついた小袋は、ただの一味唐辛子www。それを入れて何とか体裁は整ったが、そうまでしないと商品として成立しないレベル。
具材は担々麺と言えば肉そぼろだがそれはなし。ワンタンも3切れしか認められず、肉っぽいものは入っていたものの、プラス評価には程遠い。

以前、別会社の『フュージョン麺』に関しても取り上げたわけだが、今回は、味がけんかどころか、パンチがお互い絡まない、空振りばかり。一味でまとまる(何とか食べられる)様になるのは、そもそもの基本コンセプトからして間違っているといわざるを得ない。
それでもこの製品が「二代目」というから恐れ入る。よっぽど前作が当たったもんだから、また「権利収入目当てであほな消費者騙したろ」なんて思って作り込んだのかも、と思うと、少し腹立たしく思える。
初見で「ハズレかなぁ」と思って買った商品はほぼ6割程度その感覚が正しい。名前を書かない=かなりの嫌悪感を抱いている人物が出ていることもあって、番組自体もほぼ見ていないが、カップ麺自体も外れの部類に入る、残念な出来であった。

 購入店 ダイエー 神戸三宮店
 麺    7.5/10   スープ   7.0/10    具材  6.5/10    総合計 21.0/30
 価格補正  なし      合計   21.0/30     格付け   B-(ただ言いたいだけ?)