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以前、ダイエー店舗巡りの「最後の名古屋シリーズ」の際に購入したのが始まりの、麺職人の台湾ラーメン。
試食レポートはこちら。

当時は限定品(中部地区のみ発売)であり、それがよもや全国発売に至るとは思いもよらなかった。よほど受けが良かったのだろう。
今回は、その試験販売を参考にして、スープなどをリニューアルしてきている。
ちなみにふたのイメージ画像も、なかなか今回は気合が入っている。

というわけで実食。
当然前回の製品との味比べということにもなるわけだが、そんなもの覚えているはずがない。とはいえ、実はスープには「酸っぱさ」が内包されているように感じたのである。
その原因は、最後に投入した調味油。ただ単なる「赤っぽい油」ではなく、上品でそれでいて、突き抜けるような感覚の辛さを内包しているのである。
麺は言わずもがな、の麺職人の麺。低廉であるにもかかわらず、ここまでの質感の麺ができるところがすごい。
今回は、具材も量が豊富であり、ポイントは高い。肉そぼろもいい味出している。

麺職人シリーズも、基本ハズレは少ない。それは麺とスープが合い並び立っているからに他ならないわけで、麺だけ/スープだけが突出しているとこういう評価にはならない。辛いだけに終わらせなかったスープの出来栄え。この一点だけをもってしてもこの製品が全国に売り出されても十分にやっていけると確信できる。

 購入店 ダイエー 神戸三宮店
 麺    8.5/10   スープ   8.0/10    具材  7.5/10    総合計 24.0/30
 価格補正  +0.5      合計   24.5/30     格付け   A+(見事なリニューアル)