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日清食品の「出前一丁」と言えば、当方が幼少期には、はっきり言って「狂ったように」という表現がぴったりくるほど、こればっかり食していた。
ところが、実際大人になって、食べてみると(本当に10数年ぶりの実食だった)、その案外さに「あの熱狂していた時代は何だったのか」を感じ取ってしまうほど、がっかりしたのを覚えている。→その実食記がこちら。

安売りの目玉になってしまっているカップ麺の数々。8月中旬にも105円(税込)シリーズの商品をいくつか買い込んだわけだが、この中の一つが「出前一丁」のカップ麺である。

ふたを取ると、潤沢とまではいかないものの、ワンタンの数は十分折り合いが付きそうな量。メインはこれだけでもあるが、少しだけ期待。
スープ/お湯を投入、仕上げにごまラー油を投入して食べ始める。

麺は言わずもがな、の丸断面/やや伸び耐性のない昔ながらの製法にこだわっているかのような麺。ただ、黄色化はしておらず、この部分でも往年の麺とは格段にレベルが上がっている。それにカップ麺仕様だからか、やや細く感じた。
スープは、一口口に含んで、「あぁぁ、昭和ゃぁ」と嘆息したほどの再現力で魅了する。出前一丁を知らない層にはどう映るかは気になるところだが、それでも、やや雑味を感じるスープなど、最近の格段の進歩とは一線を画して、ブランドに忠実に製品化している。
具材のワンタンもふやけてみると思った以上に入っているように感じた。食べ応えもそこそこあり、ワンタンだけ取ってみても、あの、番組コラボ麺と比べるのもおこがましい。

前回の同一メーカーの製品にはほぼ「失格」に近い評価を下した。それは、具材でしか表現できない華やかさを見事に裏切ったからであり、製品自体としても、そもそもがチキンラーメンであり、上位に位置することは土台無理な相談でもある。
しかし、出前一丁カップは、袋めんを食べているような錯覚にとらわれるのみならず、具材で差別化を図ることができている。
そう。基本コンセプトが固まっている袋めんのカップ化は、具材こそが唯一のアクセントでもあり、そこをどう取り扱うかでしか評価しようがないのである。そして、出前一丁ではそれがプラスに働いたとみる。

 購入店 ダイエー 神戸三宮店
 麺    6.5/10   スープ   7.5/10    具材  7.0/10    総合計 21.0/30
 価格補正  +0.5      合計   21.5/30     格付け   B+(懐かしさマックスw)