「BLOGOS」に参入しているブロガーは結構いるわけだし、今回の件についても、基本的に炎上する気満々な筆致と、ドヤ顔での言い切り、極論が議論を呼べばいいというまさに炎上マーケティングさながらの物言いがここまでの事態を引き起こしたと考えている。

さて、人工透析せざるを得ない、腎不全という病気全体をDISったかのような当該ブログなのだが(当初とはタイトル等加筆もされているので、過激さ度合い…「死んでしまえ」、とか言うものいいが拝めなくなってはいるが、ほぼ掲載当初のままだそうだ)、当方は「ホーン」程度で放っていた。
なんとなれば、この文面をよく読めば、現在の社会保障制度の弱点を見事にあぶりだしているところもあるからである。
もちろん筆致があまりに過激になってしまっているところは本人もやや反省しているようであり、怒りに任せて、というよりは、「今のところ医者にほぼ掛かっていない健康体の人」なら怒って当然でしょう、という擁護も予想しての物言いだったと推定する。

『果たして、ぜいたく・医師の忠告を無視した挙句透析を受けなければならない人と、先天的・病的要因によって腎機能が失われたために行う透析がイコールで結ばれている現状は、歪んでいるだろう?!』

これが読み取れない人たちの多さには、書いた本人も驚いたのではなかろうか。

とはいうものの、氏にも落ち度はいくらでも出てくる。ソースがわずかに聞き取りによる何人かのインタビュー止まりであること、よほど怒った感情のままにつづってしまって、推敲や、不都合な表現に思いが至らなかったところなどである。

せっかくの問題提起も、暴言同然では、説得力も半減、いや、まったくなくなってしまう。それどころか、今回の炎上事態で、またぞろ"炎上の達人"的な称号を戴くことになりはしないか、と危惧することしきりである。
言葉を職業にしている人が炎上させるのは、天性のものなのか、それとも、我々はそれに載せられてしまっているのか…