2017年がスタートした。
私としては、年始早々劇場に足を運んだことがなかったので、「元旦にサービスデーを設定している」とは思っていなかった。ぶっちゃけ、こんな日に安売りなどしている業界があったら見てみたいものである。

と思いきやww
映画界は、例外なく「毎月一日は1100円」で映画が見られるというのである(12/1は映画の日で、1000円)。
な・ら・ば、座るしかないかwwwwww

今日も今日とて"正装"で劇場に向かう。やはり地元で見るのが一番、とばかりに、3回目となるミント神戸のOSで。
実は、自分で書いた記事が少しだけ気になってしまっていた。
→2ch的には、RADWIMPSの株価は急落しているように感じるわけだし、BGVも、いわば演出面で言うとややマイナスに引っ張った感がありあり。やはり株式市場と一緒で「知ったら終い」なんですかね。まあ、彼らにとっては、「次」が想起できない一世一代の舞台だけに、失敗できないというところがプレッシャーになったのか、と解釈しておく。記事はこちら。

紅白効果はぶっちゃけ当方の思い過ごしのように感じていたりしたのだが…なんと、当該劇場/2回目昼前の回だけが△印…残席が少なくなった状況を示していたのだ(記事下書きの1/1午前0時30分ごろの段階で)。
そして、最悪を想定する私の取った行動は、「事前購入」。そう。大晦日に、程よい座席をゲットしておいたのだ。

果たして、劇場には16時50分ごろ到着。9階に到着するなり、熱気を感じるほどの待機列。前後にあるのは、ローグワンのみ。そして、17時。まさかの事態が発生する。

私の目の前で、売り切れ表示を示したのだ。→証拠映像。
20170101

ちなみにスクリーン3の定員は181席。
近隣の劇場でも同様の現象が当日発生(西宮OSでは、昼イチ/夕方の回がいずれも売り切れ)。余裕ぶっこいて、直前で買えばいいや、と判断しなかったところは自分をほめたいところだ。

この状況を目の当たりにした小生。「恐ろしい…」を何度つぶやいたことか。曲りなりでも「19週目」。いったいいつになったら入れ込みが治まるのか…
この映画で満席に近い環境下に置かれたのは10/1に続いて2回目。しかし、今回は180名弱ということもあり、ネタは取れたのだが、それがまた面白い結果を導出する。
館内は「10代前後から60代以降の客」まで拾う、幅の広さを露呈。正月ということでファミリー層も数家族確認できた。気になる男女比はほぼイーブン。中心年齢層は、30代前半とみられ、当方はこれらをもとに平均年齢を30代後半と算定した。男女カップルが4割/同姓ペアが3割程度。ソロ客が3割弱で残りがファミリーといった分布と推測する。

まあ当然の様に「あのシーン」で感極まる小生。スクリーンをまともに見られなくなるほどにまでなってしまった。実は、鑑賞を重ねるごとに涙腺が弱くなっていっているのでは、と感じるほど、突き上げられるような衝動が随所に表れ始めてきている。

「私は、いや、日本国民は、とんでもない作品に巡り合ってしまったのかもしれない」。
前回の鑑賞記の〆の言葉である。
今この映画は、中ボスたる「アナ雪」そして、ラスボスたる「千と千尋」に立ち向かっている。だが、監督の当初のポテンシャルから言っても、このクラスが打倒できる人/そんな作品を送り出せるとは、予想外の展開ではないかと思う。
よもやの冬休み公開。そして元旦のこの入れ込み度合い。ひょっとするとひょっとするかも、と思わずにはいられない。