間もなく「松の内」も終わりを告げようとしているのだが…
もうね。
新規の記事を書きたいネタもいっぱいあるにもかかわらず(年末年始の店舗訪問記事がたんまり残っている・・・)、この映画のことで頭がいっぱい。ここまで真剣に思い悩むことなんて、人生5周目に入った当方としては初めての体験である。

とはいえ、こうしてばかりもいられない。
というわけで、正月3が日を含めた興行成績数字が入ったこともあり、それを分析・解析して、いったん頭からこの話題を抜きたいと思う。

まず、最新の興行収入情報はこちらである。
<残念ながら公式ではないし、当方も参考程度に採用。ただ、業界人であることは確定している(ムービーウォーカーの元編集長らしい)ので、出所の怪しい数値でないことも明らか>

元編集長の映画便り
‏@moviewalker_bce
『君の名は。』は1/5までの133日間累計で動員1735万485人、興収224億9158万9800円となっています。
1/13からは一部劇場でIMAX上映(2週間限定)も始まります。
また1/4から公開された韓国でも初日の動員13万人&興収1億円突破(共に初日1位)です
(ソースはこちら)。

まあ韓国の動向はともかくとして、日本国内の動きは注目である。
1/5(木曜日)までの記録が出ているのだが、残念なことに19週単独の数値はわからない。
だが、18週との差を比べてみると、その記録的な入れ込みを目の当たりにする。

    18週  7位・1640.8万人/213.3億
19週+1/5まで 1735.0万人/224.9億(前回公式値より、 +94.2万人/11.6億円)
興収が「一人1300円台」よりやや落ちているのは、多分に「1/1のサービスデーにかなりの入れ込みがあったせいだ」と推測する。
言っとくが、どこまでいっても公開末期としか言いようのない20週目。「千と千尋」で考えても、このころから成績は鈍化の一途をたどっている。
ところがこの作品だけは違う。3が日の目を見張るような入れ込みは、今年の映画界初のサプライズであり、ニュースになっていたはずである。

さて当方は、興収関連の記事も何本か書いているわけだが、まず超えうるべき次の相手は「アナと雪の女王」であるとさんざん言ってきた。
だが、1/9終了時点の着地が1770万人強とみられることから、ついに!!アナ雪のしっぽが見えてきた、と言ってもいい状況になってきている。
残り230万人。現状では、1週間25万人は最低回転している。この最低数値を基準に考えても、10週たらず=2か月半で十分達成可能な数値である。
しかも1/13から2週間限定のIMAX公開は大きな援護射撃である。
→確実にほぼ満員札止めは避けられない状況。よって現在判明段階で2万席強/日×14日で最大28万人は動員が可能になる。スケジュールの見えない劇場もまだあるので上積みはかなりある

これらから導出される、当方のへなちょこ予想だとこうなる。

  「3/末までの公開という公式発表を信じるとすると、IMAX効果もあり、2150万人は視聴。
   よって「アナ雪」/「タイタニック」越えは達成なるも、「千と千尋」は越えられず」

一応3/31(金)までやるというのが当方の見立てである。そしてそこまでで12週。IMAX効果もなくなる1/28・29の週末に、週末トップテンランク外という可能性も危惧しないといけない状況であり、何事もないはずの、2月はトップテン圏外が現実のものとなるだろう。そして、恐れていたこと…劇場から瀧と三葉がいなくなる現実がすぐそこまで来ているのである。

だが…これはあくまで当方の見立てである。もし仮に、千と千尋と同じく、ゴールデンウイーク直後まで公開が続いたとしたなら、千と千尋越えは十分にあり得る位置についていることが明らかとなる。
くどいようだが、それが可能になるための唯一の条件。それは「客足をとだえさせない」「もういいだろう、と配給サイドに思わせない」ことでしかない。その意味では、2月の興収は、本当に「あ、これであと一か月でおしまいね」と思わせるか、そうでないかの分水嶺=ファンにとっては試練の一か月になりそうな予感さえしている。

年始の驚異的な入れ込みを実現し粘り腰を見せた「君の名は。」。
本当にどこに着地するのか、今年前半の最大注目イッシューになった。