私は、FACEBOOKにこう書き記している。
「50手前のオサーンのセリフではないが、この作品を世に送り出してくれた関係者各位に惜しみない賛辞を送りたい。そして、めざすは、牙城「千と千尋」であり「アナ雪」越えだ。」

興行収入200億突破の記事を引用してこういったわけだが、本当に「アニメーション映画とはかくあるべし」と言ってもいいくらいのエンターテインメント性のみならず、感動を呼び起こす様々な仕掛けと話術、セリフの力強さ、何気ないしぐさや背景のもつ恐ろしいまでのすごみ…

2001年の「千と千尋」で止まっていた、私の感性が、一気に解き放たれた2016.10.1以来、ほぼ3カ月。
まるで試験の合格発表を見る受験生のように、たかだかノミネート発表ごときにドキドキする感覚を発生させてしまうとは、本当に罪作りな映画を世に送り出してくれたものである。


結果は、残念な事になったが、これもまた人生(そもそもハードルが高いわさ)。
後は粛々と見守る時期に来た=終焉に向けた動きを当方もしていこうと思う。